実現まで漕ぎ着けない主な要因は時間、人、金といったリソース不足でしょう。それによって実現したいと思っている中心人物のモチベーション低下が起こる。そうして、実現不可が決定的になるのです。
モチベーションが低下すればどんなことでも実現できません。逆に言えば、モチベーションが十分あればどんなことでも実現できてしまうと私は考えています。イーロン・マスクの火星移住計画も実現可能性はゼロではないですよね。
これまでの失敗から私が気をつけていることの1つ目は「すぐ動くこと」
日をまたぐとモチベーションが変わります。思い立ったが吉日とはそういうことでしょう。
そして、次が最も重要なことです。
自分の中で燃え上がった瞬間をスタート地点として、ゴールを短く設定するのです。ゴール地点はすぐそこに見える範囲に設定しておく。
情熱が大きいほど構想も大きくなりがちですが、より確実に実現していくためには、まず第一のゴールを踏むことです。第一のゴールに到達した時が本当のスタート地点と考えるのです。
例えばソフトウェアの世界でいうところのベータ版はそのためにあります。小さく生んで大きく育てるということです。ベータ版をつくるのに四苦八苦していてはいけません。もしあなたがエンジニアなら自分1人でサクッと作ってしまえるものにすると良いでしょう。綺麗な企画書や仕様書など不要です。自分の頭とメモ書きだけを頼りに一気につくってしまうと。
そういう意味で1人で事を始めるメリットは大きいですよね。余計なフローがないからです。
TCDも最初はすべて私一人でやっていたんですよね。元々アフィリエイトをやっていた私は自作したテンプレートを自分のブログで使っていた。それを売ったわけです。周りを見渡してみてもどんな偉大な事業も最初は小さく生まれているんですよね。
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