まぐまぐに6万部のメルマガを削除されました

  1. メルマガ
  2. 4935 view

数日前、まぐまぐに63,639部のメルマガを削除・発行停止されました。

中田 俊行 様

まぐまぐ!です。
ご発行中のメールマガジンにおいて、
代理登録機能利用規約違反が認められました。

代理登録機能利用規約
https://www.mag2.com/terms/dairi.html
に基き、発行停止とさせていただきましたことをお知らせいたします。

やられちゃいました。抗議しようと思いましたが時間の無駄になりそうなのと、メルマガを続ける上で「脱まぐまぐ」は欠かせないものだったので、あえてそのままにすることにしました。

で、今回は「代理登録機能利用規約違反」ということになってますが、なかなか適当な通達です。私自身の利用履歴を確認しても、利用規約のどこの違反にも該当しません。それどころかうちは代理登録機能を使ってなかったんですね。ちなみに、直近の代理登録の利用状況はこちら。使ってないでしょう?

2019年 1件
2018年 6件
2017年 21件
2016年 35件

代理登録機能を利用している人ならわかると思いますが、利用者はたいてい一ヶ月で数百から数千件は利用します。年間で数千から数万件でしょうか。私自身もまぐまぐでメルマガを始めた当初の2008年頃は毎年数万件を代理登録で利用していました。ですが、最近は脱まぐまぐということで、メールリストをまぐまぐに登録しないようにしていたわけです。じゃあ、上記のリストは何なのかというと、まぐまぐへの登録を前提で配信許可を得ているLPがあるのでそれを入れてました。そのLPは2011年に制作したもので、もはや編集が不可の状態となっていたからです。

なので、毎年数千件数百件の代理登録を行っていたならまだしも、近年はほぼ利用していないに等しい状況だった。この状況から見て、「代理登録機能利用規約違反」は完全に意味不明なのです。では、なぜまぐまぐ側は削除に踏み切ったのか。理由は闇の中ではありますが、一つだけ心当たりがあるとすれば私がまぐまぐを利用しながらもまぐまぐを批判していたからでしょうか。こんな記事とかアップしてますし。

まさかこんなことで・・・と思いますでしょう。私もそう思います。でも、まぐまぐにとって読者増加サービスは無視はできない収入源で、言ってみれば「虎の尾」なわけです。虎の尾を踏んでみたら想像以上にケツの穴が小さかったというオチ付きです。現にきっとその程度なのでしょう。

国内のメール配信システムとしては最大手となる「まぐまぐ」。ただ、この10年間でメールマーケティングを取り巻く環境は激変しているにも関わらず、日本のメルマガ配信スタンドは10年間まったく進化していません。その最たるものが「まぐまぐ」です(まぐまぐ大嫌い)。メールマーケティングの実践者・実力者が配信システムを運営していないということもあると思います。海外では「MailChimp」のような先進的なメール配信システムがあるのに国内のシステムは完全に波に乗り遅れている。私もこれを機に今後新しいメルマガ配信の在り方を模索しないといけないなと思った次第です。

追記:こちらも併せてどうぞ。

有料で販売予定だった
WordPressテーマ「Rebirth」を無料公開

ダウンロード
中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

中田俊行

有料メルマガの流行と衰退を振り返る

昨今ネット有名人たちの収入源はオンラインサロンにシフトしていってますが、6〜8年ほど前は有料メルマガがブームだったわけです。ただ、最近は有料メルマガの話はあまり聞かれなく…

メルマガの読者増加に役立つ6つの媒体

メルマガの読者を集めるための媒体は色々あります。購読者数20万部を超えるメルマガを運営する私が実際にやっている読者増加方法ですので、よろしければご参考下さい。ラン…

メルマガの購読解除は読まれている証拠

メルマガをやりだすと、読者の購読解除が気になり始めます。解除されることを恐れたり、落ち込んでしまったり。あるいは気をつかってしまい空気のようなメルマガを流すようになったり…