人よりも突き抜けるのに必要なのは、人間の限界に限りなく近い莫大な熱量です。本人は狂気を帯びているつもりはない。ただ純粋に自分の目的を果たしたいがために行動しているだけ。
一見楽して生きているように見える人でも、裏では尋常じゃないインプット・アウトプット量を重ねているかもしれない。もしくは過去にそういう時期を過ごしていたかもしれない。
精神と時の部屋で一人自分と向き合う時間。純粋にやりたいことのためにすべてのエネルギーをぶつける行為。それが実に狂気的です。
ただひたすら自分と向き合う時間。
それは自分の「修行」ですので、決して楽なものではありません。自分の弱さとも対峙せざるを得ない。過ぎ去った頃に「楽しかった」と言えはするが、あの頃に戻りたいかと言えば戻りたくない。でも、何一つ後悔はありません。
作品にも狂気は宿る。作品には人のエネルギーが籠められるもの。人は、商品・サービスから放たれるエネルギーに興味を示すもの。デザインや文章も機能(function)にも制作者のエネルギーが宿る。乏しいエネルギーでは良いモノは生まれません。
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