何事も突き抜けた人には、通ずるものがある。それは「狂気」です。
本人はただ「何者かになりたい」と足掻いているだけなのに、その足掻きが行くところまで行けば、人からは狂気として映るのです。「なんでそこまでやるの?」と他人からは理解が及ばないのです。それが「突き抜ける」「何かを本気でやる」ということであり、狂気です。
精神と時の部屋みたいな、自分の世界を生きている感覚です。
多くの人は、そういう経験がないまま大人になり、年老いていくものだと思います。
自分発信の衝動ではなく、周りがどう動いているかで決める。
周りが受験勉強しているから自分もする。周りが就職するから就職する。周りが結婚するから結婚する。そこに本当の自分が抱えるエネルギーを爆発させてないんです。
「俺はこうなりたい」「これで生きていく」という内からの衝動を爆発させないまま大人になるとどうなるか。もう一生爆発させられないんですね。
なぜか。
若い頃しか無理だからです。
馬鹿で身の程知らずなのは、若い時だけです。それなりに年を取ると分別がつくし、分別が自分の限界点になる。だから、馬鹿で身の程知らずでエネルギーが有り余っている10代や20代でしかできないのです。
青臭い時期を過ぎてしまえば、一生狂気的なエネルギーを爆発させることは不可能になる。