自社メディアと広告のハイブリッド集客がおすすめ

Webサイトの話

Web集客にはいろいろありますが、私は昔から「自社メディア × Web広告」の組み合わせが強いと思っています。どちらか一方ではなく、両方やる。なぜなら、この2つはそれぞれ弱点を補完できるからです。

Web広告の最大のメリットは、「時間を買えること」です。広告費を払えば、今日からでもアクセスを集められる。商品が売れる状態さえできていれば、すぐに売上につなげることもできます。特に創業期は重要です。

SEOで記事を書いて、検索順位が上がるまで半年、1年と待っていたら、その前に資金が尽きてしまうかもしれません。だから、最初は広告を使って売上を作った方がいい。

ただし、広告には大きな弱点があります。
お金を払い続けなければいけないことです。

広告費100万円で200万円の粗利益が出るならいいですが、競合が増えて広告単価が上がり、100万円使って110万円しか残らなくなれば、かなり苦しくなります。

しかも、広告を止めた瞬間、そこからの集客も止まります。つまり、広告は即効性は高いけれど、「資産」にはなりにくい。

一方、自社メディアは逆です。SEOは成果が出るまでに時間がかかります。記事を書いても、すぐアクセスが来るとは限らない。100記事書いて、ようやく集客できるようになることもあります。最初のうちは、労力に対してほとんどリターンがありません。ただ、一定のところまで育つと、状況が変わってきます。

自社メディアは、アーカイブ(過去に書いた記事)が検索エンジンから毎日アクセスを連れてくる。1年前、3年前、場合によっては10年前に書いた記事から売上が上がることもあります。弊社のサイトにも、10年以上前に公開して今もアクセスを集めている記事があります。広告のように1クリックごとにお金を払う必要もありません。

さらに、自社メディアにはもう1つ大きなメリットがあります。「発信力」が蓄積されることです。

記事を読んだ人が会社を知る。
何度も訪問するうちに商品を知る。
メルマガに登録する。
そして、必要になった時に購入する。

単に検索アクセスを取るだけではなく、
「この分野なら、この会社」
という認知も少しずつ作られていきます。

だから私は、広告と自社メディアを同時にやるのが理想だと思っています。

最初は広告で売上を作る。その利益の一部を使って、裏では自社メディアをコツコツ育てる。

半年、1年ではそれほど大きな違いは出ないかもしれません。でも、3年、5年と続けると、自社メディアからも安定してお客さんが来るようになります。

すると、2本の柱ができます。

広告 → 即効性のある集客
自社メディア → 長期的な集客

広告単価が上がっても、SEOから集客できる。
検索順位が落ちても、広告から集客できる。

片方の調子が悪くても、もう片方で補えるわけです。これは経営的にもかなり強いです。集客で怖いのは、1つの経路に依存することです。

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。 WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

関連記事