「好きなことで生きていこう」症候群が終了した理由

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コロナ前は「好きなことで生きていこう」というのが、これからの新しい生き方だと言わんばかりに20代30代の若者たちの間で叫ばれてきました。

当時は「自分探しの旅」をした人も多いでしょう。旅立つ先は違えど、人生に迷い、何かを探す旅に出ていった。多くが何も見つからないまま終わり、ウィズコロナとなってからはその価値観は徐々に静まりかえっていきました。

良い悪いはさておき、現実を見ざるを得ないところに立ち返っているともとれます。

ただ、私が思うに
「好きなことをして生きていく」
「現実を見て生きていく」という
この2つは相反するようで共存が可能です。

私自身も仕事を含めたライフスタイルは年々心地よくなっている。かと言って、自分が好きなゲームやサッカーと同列かと言われれば、それはまた違う。種類が違う。

仕事がやめられないのはお金のためももちろんあるだろうけど、本質的にはそうではない。理由はわからないけど、好きだからという理由ではなく、人生に必要だからなのだと思います。

この以外にもコロナをきっかけにみんなの価値観が変わってきていて、新しい時代の到来を感じますね。コロナ前に流行った言説や価値観よりも、これから流行る価値観が本当の意味で「新しい」と言えそうです。今年は変化がさらに加速していきそうな年でもあるので、楽しみです。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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