DX、SDGs等、カッコつけるための流行語

  1. 世の中
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DXとかSDGsとか立ち替わり入れ替わりで横文字が流行りますけど、それ系の言葉は決まって「未来的に見せかけて古い」んですよね。

DX「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」と言いつつ、やってることは「紙からデジタルに」「リアル営業からネット販売に」とかなわけです。壮大なことやってる風で、中身は古くて陳腐。すでに社会に溶け込んでなければいけないものなのです。

「これからはDX」と言ってる人は、「時代についていけてないオジサン宣言」をしてるか、ただのスノッブなんですね。

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とかも、「餓死者や貧困やジェンダー差別をなくそう」「持続可能なエネルギーを使っていこう」ですよ。江戸時代までの社会は持続可能だったんですよ。LGBTなんて言葉がなくても、そういう人たちは社会の中に自然体で溶け込んでいた。持続不可能になったのは、人類が急激な進歩を求めたから。日本で言えば西側諸国の文化や思想、経済体制(資本主義)をインストールしてからなので、これも未来ではなく過去に向かっているという話なのです。

例えば住宅に関して言えば、SDGs的には古い家を大事にメンテナンスして使いましょうということなんですけど、それを本気でやっちゃうと別方面で問題が出てきます。まず、新築建売住宅やマンションが売れませんよね。ツーバイフォーとか持続可能とは縁遠い工法ですね。住宅業界だけでなく、あらゆる全業種でやっちゃうと(できないけど)GDPはダダ下がりだし、失業者もどれくらい出るでしょうか。

クソでも何でも新しい製品やサービスを作って売上を拡大していかないと資本主義は維持できないというのが、目を背けられない真実なのです。とは言え、丸の内界隈やNewsPicks系の人たちは「僕たち新しいことやってますし、すごく賢いです」というポーズをしたいだけなので、思考することには興味がないわけですが。

ちなみに、私は資本主義をやめて過去に回帰しましょう、と言いたいわけではありません。回帰してもいいし、今の問題を受け入れつつ生きていくのも選択肢の一つだと思います。「どちらがいいか」の話をしたいわけではなく、カッコつけたいだけで新しい言葉をみんなで追いかける現象をおちょくりたいだけなのです。

ついでに言いますと、ちょっと前に流行った「ノーコード」もそうです。NewsPicksが「ノーコード革命」という特集を去年やってましたが、このブログで使ってるWordPressもノーコードじゃないですか?ホームページビルダーもそうでしょ?四半世紀前からありますよね。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスの代表。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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