入金サイクルと決済手数料の合理化で経営効率が変わる

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スモールビジネスであるほど、決済にかかる手数料や入金サイクルは重要です。売上が上がったら手数料もとられず、即時に入金がある。これが最強なわけです。手元資金が豊富にあることで、商品開発やマーケティングへの投資も進みますし、経営効率は大きく変わります。

決済代行業者を利用するかどうかで変わる

以下、決済にかかる手数料と入金サイクルの比較です。

入金サイクルが早く、手数料が低い決済手段例

  • 銀行振込(0%、即時)
  • PayPal(3.6%+40円/件、数日)
  • stripe(3.6%、数日)
  • Square(3.25%-、数日)

入金サイクルが遅く、手数料が高い決済手段例

なぜ決済手数料が高いのか

決済代行業者の手数料が高い理由は、単純な決済以外のサービスを提供しているからです。例えば、BASEであれば決済手段+ECサイトの場所代が含まれている。まぐまぐの有料メルマガなら、会員の個人情報や登録解除の管理、メルマガのシステム利用料などが追加しているから、売上の半分が持っていかれると。

単純に決済手数料だけなら3.6%程度で利用できるわけで、それ以外のサービスも付帯して付いてくるから高いわけですね。この付帯サービスを必要とするのかしないのか、コスパが良いと捉えるかどうかで利用するかどうかが変わってきます。

シンプルに決済機能だけ利用する

例えば、BASEの場合、月間1000万円の売上があると約66万円の手数料がかかるわけですね。これがご自身の銀行口座とPayPalによる決済手段で対応すれば、高くても36万円で収まります(銀行振込の率が上がればもっと安くなる)。単純に40-50万円がECサイトの場所代として取られると考えると、非常にコスパが悪いと考えられるわけです。

元々、BASEやSTORES.JPのようなネットショップ作成サービスは売上が上がらないショップオーナーがたくさん集まることを前提に価格設定されています。BASEとほとんど同じようなサービスであるSTORES.JPの場合は、3.6%+月額1980円という異なる料金体系になっており、BASEの手数料体系(3%)に合わせると多くのショップの月間売上が66,000円を越えないことを前提に価格設定されています。つまり、儲からないんですね。

で、本格的なECサイトでビジネスを強くしていくつもりの人からすれば、ご自身でサーバーを借りてWordPress+WooCommerceのセットでネットショップを開設し、決済手段は各決済代行会社と独自に契約したほうが圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

最初は銀行振込とPayPal(or stripe or Squeare)の”シンプルな布陣”でも十分だと思います。入金サイクルも早いですしね。

その固定費、本当に必要か?

私も以前利用していた決済代行業者に売上の約9%の手数料を支払っていました。決済手段が豊富な点に加え、付帯サービスとしてデジタルデータの配送管理がありました。

月間5000万円の売上なら、450万円の手数料がかかります。けれども、先ほどのシンプルな布陣でいけば約300万円/月のコスト削減になる。年間なら3600万、3年なら1億です。商品配送専門のスタッフを雇ってもお釣りが来ますね。

実は個人でネットビジネスをやっている人の中には、こういうことを知らずに無駄なコストを支払っている人は多いです。決済のことは分からないからと言って、支払わなくて良いコストを払っているのです。それではお金は残らないですね。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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