それではニッチなジャンルを攻めるメリットをご紹介します。
勝率が高い
例えば、「WordPress」というジャンルでやっていきたいなら、「WordPressプラグイン」というよりニッチなジャンルのみに限定した記事を書きます。そしてあくまでも目安ですが、検索上位にあるライバルサイトが「WordPressプラグイン」の記事を100ページ用意しているなら、それを上回る150ページを用意するつもりでやってみるのです。
そうすることで、「WordPressプラグイン」というニッチなジャンルで成果を上げることは極めて濃厚となります。1つのニッチな分野でGoogle検索の評価を得られれば、その次は横にある「WordPressテーマ」に進出すると。さらにその次は、「WordPress」というビッグキーワードでもいいし、お隣にある「Webデザイン」という分野に広げるのもありです。ニッチな分野に居続けてもいいし、勢力を広げる方向に舵を切るのもありです。
コアなファンを獲得できる
ジャンルを絞って先鋭化すると、コアなファンができたり、専門家として信頼を得ることがあります。Facebookが成功したのは最初はハーバード大学の学生だけに会員登録権を絞ったからですね。その後、少しずつ広げていったわけですが、最初は「質の高い出会い」に絞ることでブランドイメージを作り出したことで爆発的に広がっていったわけです。
より高い価格を設定できる
昨今の「高級食パンブーム」は一過性のバブルもありながら、ニッチな分野を追求したからこそ成功したとも言えます。そして、食パンという一方向に対して品質を追求したことで、より価格を上げることに成功しています。
こうした例は枚挙に暇がありません。バーもワインに特化したバーにすることで、ワイン好きが集まり、客単価を上げることができます。広げるのではなく狭めることで生まれる競争優位性が価格にも活きてくるわけです。
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