ルールは経営者が知らないところで自然と作られていく

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会社のルールは経営者がつくっていると考えている人が多いです。

もちろん、経営者もルールはつくります。しかし、経営者が知らないところで自明&暗黙のルールが生まれる事実を知っている人は少ないです。

なぜ、ルールが自然に生まれるかというと、ルールが存在すると楽だからです。理由は、思考のショートカットと責任の所在の不明です。

ルールがあれば、その通りに作業するだけで済みます。考えなくて済むんですね。
ルールがあれば、失敗したときに「ルールが悪い」と責任のすり替えが可能になります。

ということで、ルールは多くの人にとって都合のいいため、自然に生まれていくのです。

ただ、都合がいい部分がある一方で、デメリットもあります。

その1つは、ルールが自分のクビを締めることです。ルールでがんじがらめ状態になると、ルールを守るための作業が増えることはおろか、新しいことができません。結果として、前例踏襲主義になり、仕事がつまらなくなります。思考の余地がなくなるんです。

ルール化、テンプレ化、コピペ化をできるだけ避けることが、商品サービスの品質維持・向上には重要です。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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