コロナで経済的に打撃を受けた人、受けてない人の温度差

  1. 世の中
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大阪府が自粛要請に応じない店を公表するという話になってますが、この流れは大阪にとどまらず全国に波及する可能性もあります。圧力が圧力を呼び、休業店が増えれば出歩く人も減る。このスパイラルがさらなる休業を加速させる。

最近空港や高速道路のPAでは検温を始めるところも出てきていますが、これはまだ地方での出来事です。ですが、都市部でも人の絶対数が減れば警察官・行政職員による検温や尋問も可能となる。実質的にロックダウン状態になる日ももしかしたら近いのかもしれません。

今が一番の「底」と思ったら、序章に過ぎなかったという笑えない話にもなりかねないでしょう。

ただこの問題は、店を閉めなければいけないオーナーからすれば死活問題です。財務的に耐えられるという予測が立つからこそ休業・時短営業に踏み切れる背景がある中で、この流れが長期化する上に補償もないのなら、休むだととは言ってられないところも出てくる。今は何とか大丈夫かもしれなくても来月・再来月には資金が枯渇するところは少なくないからです。

私の予測では、11月ごろには1/3近いお店が潰れ、2年以内にコロナ前の半数のお店が潰れるのではないかと考えています。ただ、今は表立っての影響はまだ明らかになっていないし、だからこそ呑気に自粛などとやっている。

その背景には、実際に打撃を受けている人と受けていない人の温度差にあります。自粛ムードによって現時点で生活を脅かされている人(あるいはその身内)は、これから起こるであろう経済危機が近づいていることを肌で感じることができる。しかし、何も打撃を受けてない人は「今は人類が一致団結してコロナと戦うべきで、活動も自粛すべきだ」と考える。温度差の違いは、自分が置かれた状況によって生まれているのです。

また、想像力によっても変わります。金銭面の困窮によるストレスは相当なものです。打撃を受けても食べていける算段があるならまだいいですが、危機的状況に置かれた人の心理的負荷は想像を絶するものです。こういうことを相手の身になって想像できるかは、人生で苦境と戦った経験があるかないかによって変わります。残念ながら、崖っぷちで死を間近に感じた経験を持つ人は少ないがゆえに、想像力が働く人も少ない。

だから自粛ムードはまだもう少し続くだろうし、経済的な縮小は避けられないでしょう。そういう事態を呑み込んだ上で自分は何ができるかを見つめ直す。そう捉えると、この危機も悪くないかもしれません。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
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