スポーツやクリエイティブな仕事で大事なのは力まないこと

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私は結構幅広くスポーツをやっているわけです。水泳もやるし、武道、野球、サッカー、バトミントン、ゴルフ、テニスなど色んなスポーツをやってるわけです。水泳は幼少期からずっとやっているので別格ですけれども、最近やり始めたゴルフやテニスもそれなりに形にはなってきました。

ところで、色んなスポーツをやっていると共通点が多いことに気きます。1つは「力まないこと」です。どのスポーツでも力が入っていると、そこで力が分断されてしまい、身体全体をしなやかに使えないのです。力んだ動作はフォームが美しくない上にパワーも出ない。

ボールを投げる動作にしても腕の力でだけ投げるわけではありません。足から来た力を腰、肩、腕、指先からボールに伝える。身体をしなやかに操ることで、力の伝導がスムーズになる。そして、力の分断が起きていないフォームは美しいんです。

ここまでは頭では分かるんです。ただ、それでも力んでしまう。動作が体に染み込んでいない初心者が力んでしまうことはしょうがないことなのです。あなたが右投げでしたら、左投げの練習をしてみてください。必ず力みますから。

むしろ、最初は力を入れないことには動作自体ができないんです。力むから次の日は筋肉痛になるし、その中、もう一度同じ動作を練習するという反復動作を繰り返すことで徐々に力が抜けてくるのです。

だから、動作に無駄がないかを意識しながら、大量の反復動作を繰り返すことで動きが洗練されていく、ということが分かりました。

これには、筋肉というよりも筋(スジ)が関係していると思いますね。私がやっている武道では筋肉を鍛えるのではなく筋を鍛えます。要はインナーマッスルでです。大きな筋肉ではないので、筋をいくら鍛えてもゴリゴリの筋肉マッチョにはならない。鍛え抜かれた筋というのは、しなやかに動かすことができるので力の分断が起きにくく、強靭です。だから、私はスポーツをするにしてもそこを意識してやっていますね。

ところで、これらスポーツに共通することはクリエイティブな職業にも共通するところがあります。

記事やセールスページを書くライティングの動作をする場合でも、最初は必ず力むわけですね。だから、堅い文章になる。余計なことをいっぱい書いてしまう。苦労して書いた割に読まれない。それは筋肉痛のようなものです。筋肉痛による疲労は進化の第一歩です。その中でさらなる反復動作をすることで、だんだんと力が抜けて、動作がシンプルになってくるわけですね。

そして、力が抜けてきたことは良いことですが、そこで止まってはいけないということも言っておきます。さらに効率の良いフォームを目指していかないといけない。自分のフォームを常に見直し、改善していく。イチローが毎年バッティングフォームを変えていたように。

要は、筋肉痛を楽しんで力が抜けてきたら、そこから自分を見つめるフェーズに入るということですね。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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