ランディングページ(LP)=ペラページ
コンバージョン以外のリンクをすべて排除することで、ユーザーを逃さないという狙いからペラページは作られます。しかし、本当に逃げないかというと、いとも簡単に逃げてしまうのです。ブラウザを閉じるだけだからです。
CANONで作成したペラページ
ではなぜLP=ペラページで浸透しているかと言うと、「2000年代に米国のマーケターの誰がなんとなく言い出して、それを日本の誰かが真実だとして輸入したから」です。つまり、単なる神話です。成約率が上がる事実はないのです。
ペラページがマーケティング上、あらゆる面でダメかと言うと、そうとは言い切れません。が、明確にデメリットは存在します。その一つがこちら。
インターネット広告の審査に落ちやすい
ペラページが必ずしもウェブ広告に掲載できないわけではなく、掲載されているページもあるのですが、ペラであるがゆえに審査に落ちたという報告は多数あります。ペラページが即審査に落ちるわけではありませんが、落ちる傾向にあると。
特性上、ペラページには他の情報がありません。グローバルメニューもフッターもない。情報量の少なさゆえに、怪しい広告と判定されやすい。実際、Google広告は「独自コンテンツの不足」として審査を弾くことが多く、ペラページが対象になっている。
ランディングページとは、読んで字の如く最初に着地するページのことです。ですから、初見ユーザーが流れてくる経路の大半は広告経由となるわけですが、そこが塞き止められるのは致命的です。
そんなわけであえて茨の道を突き進むより、成約を阻害しないデザインを意識してLPを作れば良いのです。TCDテーマでは美しいLPが作成できます。
CANONで作成したランディングページ
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