一流のフリーランスと三流のフリーランスの特徴の違い

  1. ワークスタイル
  2. 403 view

一流のフリーランスと三流のフリーランスの違い。それは相手(クライアント)に対して利益を提供できるかできないかの違いです。利益を提供できる人はプロフェッショナルだというわけです。

そして、もう一つ大きな特徴は、自分が出来ること、出来ないことが明確だということです。一流の彼らには何を頼んでもやってくれるとは限りません。イチローに監督をお願いしても断られる(?)のと同じで、世間のレベルで出来る知識や能力があったとしても、やりたくないことはやらないということです。

では、なぜやりたくないのか。色んな理由があると思いますが、一つは相手に対して利益を提供できないから、というのも大きいように思います。例えば、デザインは一級品、コーディングは三級品というウェブデザイナーがいたとする。彼にデザイン+コーディングの両方を依頼すればきっと断られるでしょう。強力な武器を持つ人ほど自分のやることが明確なのです。

では、三流のフリーランスはどうかというと、何でも請け負う人が多いように思います。出来ない仕事でも請負い、結果として周りに迷惑をかけたり、粗悪品を乱造してしまうのです。じゃあ、やることを明確に絞ればいいかというと、そう簡単な話ではないのです。なぜなら、三流のフリーランスには武器がないので、自分がやりたくないことや相手にメリットがないことでもやらなければ生活が成り立たないからです。

これはサラリーマンも同じですね。言い方は悪いですが、彼らの多くは企業内の調整役、雑用役として存在します。要は、何でもやらなければお金を得ることができないのです。なぜなら、そうしないと上司から「じゃあ何ができるの?」「やりたくないならいらないよ」と言われて終わりだからです。

だから、相手に対して利益を提供できるという、絶対的な武器が必要なんです。プレイヤーとして。それは商売でも同じですね。商売を成立させるには、相手(顧客)に対して利益を提供できる商品・サービスを提供する必要があるということです。

高機能ブログが作成できる
WordPressテーマを無料プレゼント
ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

毎日やることリストを書こう

複数の作業を同時に進める効率的な方法は「今日やることリスト」を細かく紙に書くことです。リストの優先順位が高いもの、すぐ終わるものから片付けていく。例えば、こんな感じで書き…

「面倒くさい」は悪

いろいろな人と仕事していて思うのは、仕事を「面倒くさい」と思ってやっている人が多いことです。でも、「面倒くさい」は悪なんですよね。何かをお願いすると、まずは「面倒くさい」…

成功とは狂気である

何事も突き抜けた人には、通ずるものがある。それは「狂気」です。人よりも突き抜けるのに必要なのは、人間の限界に限りなく近い莫大な熱量です。本人は狂気を帯びているつも…

体系的な学習と実践的な独学か

学習には、体系的な学習と実践的な独学の2パターンがあります。体系的な学習とは専門学校やオンラインスクールなどで決められた手順通りに学ぶもの。実践的な独学とは実際に行動に移…