一流のフリーランスと三流のフリーランスの特徴の違い

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一流のフリーランスと三流のフリーランスの違い。それは相手(クライアント)に対して利益を提供できるかできないかの違いです。利益を提供できる人はプロフェッショナルだというわけです。

そして、もう一つ大きな特徴は、自分が出来ること、出来ないことが明確だということです。一流の彼らには何を頼んでもやってくれるとは限りません。イチローに監督をお願いしても断られる(?)のと同じで、世間のレベルで出来る知識や能力があったとしても、やりたくないことはやらないということです。

では、なぜやりたくないのか。色んな理由があると思いますが、一つは相手に対して利益を提供できないから、というのも大きいように思います。例えば、デザインは一級品、コーディングは三級品というウェブデザイナーがいたとする。彼にデザイン+コーディングの両方を依頼すればきっと断られるでしょう。強力な武器を持つ人ほど自分のやることが明確なのです。

では、三流のフリーランスはどうかというと、何でも請け負う人が多いように思います。出来ない仕事でも請負い、結果として周りに迷惑をかけたり、粗悪品を乱造してしまうのです。じゃあ、やることを明確に絞ればいいかというと、そう簡単な話ではないのです。なぜなら、三流のフリーランスには武器がないので、自分がやりたくないことや相手にメリットがないことでもやらなければ生活が成り立たないからです。

これはサラリーマンも同じですね。言い方は悪いですが、彼らの多くは企業内の調整役、雑用役として存在します。要は、何でもやらなければお金を得ることができないのです。なぜなら、そうしないと上司から「じゃあ何ができるの?」「やりたくないならいらないよ」と言われて終わりだからです。

だから、相手に対して利益を提供できるという、絶対的な武器が必要なんです。プレイヤーとして。それは商売でも同じですね。商売を成立させるには、相手(顧客)に対して利益を提供できる商品・サービスを提供する必要があるということです。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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