給料分以上の価値を生み出すホワイトカラーが少数派となったワケ

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仕事の価値は時代と場所によって刻々と変化していきます。同じ作業でも昔は10の価値があったものが1や2とかになったりするのです。

わたしの身近なところで言うと、「ホームページをつくる」という作業。15年前、ホームページは納品すれば100万とか200万とかしたのに、今は10万円、下手すると4,5万円しかもらえないということが起こっている。当たり前のことのように思いますが、考えてみれば不思議だと思いませんか。

なぜ同じ作業をしているのにたった15年で価値が1/20以下になってしまうのでしょうか。ホームページ制作自体に需要がなくなったから?そうではありません。「イケてるホームページ」をつくれば、軽く100万、200万円を超えてきます。単に15年前に比べて、同程度のクオリティのものが別の手段でより低コストで実現可能になったからです。

今はクラウドソーシングも充実していますし、素人でもホームページを制作する環境が整っています。ウェブデザイナーを引退した主婦が3万円とかで製作を請け負っていたりする時代です。月30万円の作業を機械が代わりに月1万円でやってしまったら、その作業の価値は1万円になる。一方で、「イケてるホームページ」のように代替が不可能なレベルで高付加価値がついている仕事はこれからも高収入であるというギャップが出てきます。

今まさに加速度的にあらゆる作業の価値が下がっているのはそのせいでしょう。ホワイトカラーの作業もAiや機械に低コストで置き換えられるようになってきた。自分の給料分以上の価値を生み出すホワイトカラーが少数派になった要因はそこにあります。私の推測では全体の1割程度。9割のホワイトカラーはすでに報酬分の価値を生み出せていないのです。

しかし、なぜなのか。これは社会や親の教育の影響も大きいように思います。「言われたことだけをやる」というスタンス。これはプログラムの性質と同じです。そうなると、人間より遥かに早くて正確な機械に置き換わりやすいのです。淘汰されるかどうかの差は、マニュアル通りに手を動かすだけの人か、価値を創造できる人かの違いです。

一方でこれからの経営も考えていかなくてはいけません。いかに高付加価値を生み出し、価値がないけど必要な作業を低コストで抑えるかの2つの経営指針が重要になってくるでしょう。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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