旅行に行ってまで時間に追われている人たち

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多くの人は旅行に行ってまで「場所」や「時間」に囚われています。旅行で体験したことが血肉にならない。ただのスタンプラリーになってしまっているのです。

だけど、一度冷静になって考えてみるのも良いでしょう。あなたが行こうとしている観光スポットは本当にあなたにとって心地良い場所なのかと。この記事でも書きましたが、世界的に有名なスポットだからと言って、あなたにとって良い場所とは限らないのです。

むしろ、自分が心地良いと感じる場所はもっと身近にある場合が多いです。行きたい場所に行くのはいいですが、有名観光スポットや誰かに勧められた場所が必ずしも自分にとって必要な場所とは限らないわけです。

時間も同じです。もし滞在中のスケジュールをびっしり埋めてしまえば、貴重な経験をたくさん逃していることでしょう。時間単位でスケジュールを決めていると、途中で出会う自然や建物に目をやる時間がなくなってしまいます。限られた時間でたくさん回ろうとするから、余裕がないわけですね。なぜこういう行動に出てしまうかというと、身も蓋もないことを言ってしまうとあなたの日常に余裕がないから旅でも余裕がないんですね。

旅路で目に止まった川、公園、建物、お店などに惹かれ、感覚の赴くままに身を委ねる。そういう時間こそあなたの血肉になります。

スタンプラリー方式でたくさん回っても、人に自慢できるようにはなるかもしれません。でも、それ以外は何にも残らない。だったら、GoogleMapsのストリートビューで十分じゃないでしょうか。姿かたちの表面だけ見てるだけなんですから。それと同じことなのです。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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