最初は時間をかけて非効率な方法を潰していく作業が必要

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多くの人は失敗を嫌うわけです。でも、失敗を通過しない限り、成功にはたどり着けないわけですよね。

効率をあげようとか、生産性をあげようという話も同じです。無駄なことをやらないと効率は上がっていかないというところがある。

例えば、私は昔1日18時間くらいを作業に充てる日を休み無しで365日やっていたことがあります。で、その時収入はたくさんあったかと言うと全然駄目だった。確か年収100万円切ってたんじゃないかと思います。でも、その後収入は自然に上がっていったわけですが、当時やっていた作業のほとんどはやってないわけです。

何が変わったかと言うと、どこに力を入れるべきかが分かってきたことです。自分に向いているところ、自分がやるべきことが分かった。これはたくさん行動したことで掴めたわけですね。中途半端にやっていたら、掴めなかったことです。

つまり、効率的に動きたいなら、その逆の無駄な動きをたくさんやるといいわけです。自分にとって不要なことをしらみ潰しに見つけるために大量行動が必要だと。

うまくいかないとすぐに「私には向いてなかった」「こんなことやってて将来大丈夫だろうか」となる。これは一度この道を進もうと決めて歩いてたら、ウンコを踏んづけて「やっぱり駄目だ、戻ろう」となっているのと同じです。それを人生の中で何度も何度も繰り返す中で、たくさん道は選んできたのにどれも未開のまま終わってしまったという顛末の中で、さまよい続けるわけですね。

その道に「何もない」と決めつけるのはまだ早いかもしれません。とことん突き進んでから決めても遅くはないからです。その先が枝分かれしたりして、もしかしたら自分が心地よいと思える境地にたどり着けるかもしれないわけです。

ですから、失敗や無駄と思えるものも、道の半ばにたくさんあるということですね。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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