リモートワークのメリット(従業員側)

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コロナウィルスで影響でリモートワーク(テレワーク)が広がっています。こころなしかオフィス街もいつもより閑散としている感じがします。昨日、リモートワークのメリットを企業側の視点で書きましたが、今回は従業員側の視点で書きたいと思います。

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満員電車に乗らなくていい

言わずもがな、リモートワークだと満員電車に揺られなくて済みます。さらにリモートワークにフレックスタイム制と掛け合わせると目覚まし時計も特に不要です。人生で自分を縛るものの多くがリモートワークによって解消されます。

人間関係の悩みが減る

人によってはこれが一番大きいかもしれません。毎日顔を合わすのと時々しか合わさないのとでは大きな違いがあります。人と一定の距離感を持って接することになるため、嫌味を言ってくる上司で気を悩ますといった低レベルな環境からはおさらばできるでしょう。

とは言え、コミュニケーションが不要ということはありません。働く場所を共有しないだけで、互いに協力しあって事業を進めていくことには変わりないので、より食い違いのないコミュニケーションが必要となります。

コミュニケーションの量ではなく質ですね。リモートワークはコミュニケーションの中心がSlackなどのチャットツールになると思うので、その中で相手が何を言いたいかを汲み取る力に欠けている人がいると浮きがちになります。なので、人と一切関わりたくない人にはリモートワークはあまり向いていないかもしれません。

コミュ障ではやっていけないと思う

好きな場所に住める

オフィスに出社しなくて済むと好きな場所に住めるようになります。田舎に住むのもよし、海が見える家に住むのもよし。会社が許可するなら海外に住んだって良いわけです。自分が楽しいと思えることを追求しやすくなるのは大きなメリットですね。

楽しく仕事ができる

家で勤務するも良し、おしゃれなカフェで仕事するのもよし。場所を問わないので、自分が楽しいと思える場所で仕事ができます。好きな音楽を聞きながら作業しても良いでしょう。

仕事は自分で楽しくしていくものです。どうすれば自分のテンションが上がるのかを考えたり実践する余地がリモートワークは大きいですね。オフィスワークでも出来ないことはないですが、自由度はそちらの方が大きいです。

自分の仕事に集中できる

もし上記のように楽しく仕事できる環境を自分自身で生み出せれば、仕事に集中する時間をつくれます。集中力が高いと、生産性も上がります。特にクリエイティブな仕事と相性が良いので、デザイナーやプログラマーは会社に飼われるよりもこうして自由に解き放った方が良い仕事をするのです。

報酬がアップする可能性が高くなる

ここでも書きましたが企業がリモートワークにすることで、無駄なコストが削減され、業績が伸びる可能性も上がります。そうなると優秀な人にも高い報酬を支払える体質が出来上がります。高い付加価値を提供できる人にとっては良い環境と言えます。

メリットばかりではないリモートワーク

これは私が10年以上リモートワークを経験した上で分かったことですが、働き方の自由化によってこれまでの働き方では得られない大きな変革点がありますが、すべての人にとってメリットがあるわけでもないと考えています。

上で紹介した記事にも書きましたが、リモートワークは結果の差が浮き彫りになる雇用形態だからです。イメージで言うとフリーランスのようなもので、自由を得られる分、十分な果実を得られるかどうかはその人次第なのです。働くことは、生きることです。今の時代に合った生き方ができる人は生き延びられるし、そうでなければ難しい。ということで、次の記事ではリモートワークの活用の仕方をご紹介します。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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