ただ、夢中でやっていても体力的には消耗しているわけで、睡眠も削っているかもしれない。なので、意識レベルでは完成した後に「あぁ、しんどいもうやりたくない」って思ったとしても結果的にまた現場に戻ってくる人はよくいるものです。漫画家ってそうじゃないですか。大作をつくった後に、「もう二度とやりたくない」ってインタビューで語ってたりしてても1年以内に戻ってくる。つくってる時間が楽しいから止められないんです。本人は「お金の為だ」なんて口では言っていても、つくることが好きなんですね。
クリエイティブって結局これの繰り返しなんですね。色んなモノを頭の中で繋げていき、形に表していく作業です。そして、それが他者に受け入れられ、お金を頂けるようになれば言うことはありません。それには人のこころを動かすという、また別のベクトルが必要になってくるんですけどね。砂場で作っていた時とはまた違う成長が必要なのです。ただ、そこは砂場で遊ぶことの延長にあります。
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