銀行に預けるよりマシな投資先とは?

  1. お金
  2. 427 view
「銀行に預けておくよりはマシ」ということで株とか買ったり人は多いわけです。「お金に働かせる」と言ってね。でも、私はあんまり儲からないと思ってるわけですよ。なぜなら、投資で儲けようと思ったら、そもそも元手が必要だからです。

まずはシュミレーションしてみましょう。わりと人気というか、ローリスクローリターンの投資信託に投資して実質利回りを3.6%を得るとします。1000万円を複利で20年間運用したら、20年後には約2000万円になるんですね。

でも、どうなんでしょうね。それが良い投資と思うなら良いですが、私はまったく魅力的に思えないですよね。20年間でたった1000万円ですから。しかも20年間ずっと利回り3.6%が続くとは限らなくて、むしろ損する可能性も十分にある。微妙じゃないですか?

ローリスクローリターンの金融商品に投資した場合

Aさん(30歳)
年収(手取り)400万円
年間の貯蓄額 100万円
貯金500万円

20年後はこうなります。

Aさん(50歳)
年収(手取り)400万円
年間の貯蓄額 100万円
金融資産3000万円

「自分」に投資した場合

一方で自分に投資したらどうなるか?こうなる可能性が十分ある。

Aさん(50歳)
年収(手取り)4000万円
年間の貯蓄額 1000万円
金融資産3億円

もちろん、投資したお金がまったく回収できないこともあります。年とって全然お金がないってことも普通にあると思う。自分への投資は投資信託と違って、投資対象があやふやです。ゆえに、リターンを現時点で予測することはできません。「保証」がないから自分に投資するくらいなら貯蓄か投資信託か、というふうになるんでしょうけど。

けれど、自分に投資しない人は一見合理的に動いているようだけど、人間としての成長が止まりますのでいずれ萎んでくることでしょう。

高機能ブログが作成できる
WordPressテーマを無料プレゼント

ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

「保険」について考えてみました。

生活に身近な保険についてのお話しです。保険は元々はギャンブルから派生したものだと言われています。大航海時代に航海の成功・失敗などに賭け、次第に保険の形が出来上がっていった…

「あり金は全部使え」論について

「あり金は全部使え」という人が最近増えています。NewsPickなどの意識高い系の人たちが急にそう言いだしたのは、間違いなくこの本の影響でしょう。あり金は全部使え…

物欲や性欲は創造の原動力

野生動物にとって「食べる」ことは命がけです。あの百獣の王ライオンでさえ、水牛やカバを襲って命を落とすことがある。草食動物も同じで、肉食動物がいる危険なジャングルや荒野を大…

FIREするのに必要なお金はいくらか

FIREという言葉とその意味を初めて聞いた時、私には違和感しかありませんでした。よくあるあれだろうとスルーはしていたのですが。違和感の1番の原因は、「引退して何を…

自家用車は本当に「負債」か?

金持ち父さんに言わせれば、自分にお金を運んでくるものは資産、お金が逃げていくものは負債という定義です。そのため、自宅や車などは負債に当たるわけです。この発想は若い頃の私に…

有益な節税・無駄な節税

私は会社を経営していますが、節税に興味がありません。というか、大半の節税対策は期待するほど節税効果がなかったりグレーゾーンだったりするため、興味を持っても仕方がないという…

目次