それほど遠い未来ではない平均所得の予測シュミレーション

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不安を煽るわけではないんですが、世に出ている情報をくっつけていくと将来的に人々の平均所得は下がっていく推測が成り立ちやすいわけです。感覚的にそう感じている人も多いでしょうね。

色んな理由がありますが、1つはグローバル化で平準化が進んでいることでしょう。世界レベルでは平準化していくけども、国内の格差は広がっていく。日本人とタイ人の所得格差が縮んでいく中で、それぞれの国内の格差は広がっているわけですね。今はその進行形にあります。

2つ目は機械化。今後、様々な業務にAiが活用されていくので、あらゆる作業コストが下がっていく。すると、人ではなく機械に任せたほうが低コストなので、雇用のメリットが薄れていく。

3つ目はAiは新たな雇用をほとんど生まない可能性が高いこと。これまでもテクノロジーの進化によって古い職業はなくなったり需要が小さくなったりしていたわけですが、その分新たな雇用を別の産業で生み出していたわけですね。でも、Aiが進化した先には新たな雇用が生まれない可能性が高い。

このようにして人々の平均所得は減っていくわけですが、どのくらい減るかと言うと私はざっくりと月7万円くらいになるんじゃないかと思ってます。そうなるのが2030年なのか2040年なのかは分かりません。また、月7万円からさらに下がっていくことも考えられます。まぁざっくりと7万円くらいかなと適当に思っているわけです。

ただ、7万円になる証拠はありませんが、根拠がないわけではないのです。1つは、もしベーシックインカムが導入されれば月7万円くらいになると予想する人が多いこと。もう1つは、現段階で普通の人がサラリーマンを辞めてフリーランスになったら、だいたい月7万円くらいになるだろうという計算の元です。

すでに現段階でも色んな稼ぎ方があります。私がアフィリエイトを始めた13年前は資本がなくても始められる副業みたいなのってあまりなかったんですけど、それこそアフィリエイトは収入格差の権化です。月1000万円を一人で稼ぐ猛者もいれば、5000円の人もいる。ほとんどが後者で、優秀な人が総取りするゲームです。このことは今後の所得の流れを考える上で、1つの参考になると思うんですね。

今は稼ぎ方が多様化されている分、一挙総取りゲームも多少はマイルドになっていますが、それでも収入格差はサラリーマンの所得の仕組みとは比べ物になりません。実際シュミレーションしてみましょう。人によって何をやるかは変わるので一例として挙げるとこういうパターンもありです。

個人メディア運営(ブログ/YouTube/SNS) 5,000円〜30,000円
クラウドソーシング 10,000円〜50,000円
シェアリング 10,000円〜30,000円

ブログもそうですけど、YouTubeなんかも優秀な人が総取りするゲームです。私自身、ブログやアフィリエイトを散々やったので肌感覚でも分かるのですが、月20万-40万くらいの中間層はそれほど多くないんですよ。そういう人は、将来伸びていくか、すぐボリュームゾーンに戻っていくからでしょう。

だから、一番大きなボリュームゾーンは数千円から数万円くらいになる。それくらいの収入はそれほどスキルや根性がなくてもいける範囲です。ただ、それだけでは食っていけないということで、クラウドソーシングという確実性の高い手段を使う。時給換算にすると雇用よりも随分低くなりますが、さほど高いスキルがなくても収入を得ることは難しくありません。

次にシェアリング。今は色んなものがありますよね。メルカリでモノを売ってもいいし、UberEatsで空き時間にバイクを走らせてもいい。タダで不用品を貰えるCtoCサービスもありますし、所有しているブランド物のバックや時計を貸し出せるサービスもある。これから家や車を使わない時に貸し出せるサービスなんかも出てくるんじゃないですかね(もう出てるのかな)。というわけで、所有しているモノを使ってお金を得る手段が多様化するので、そちらもキャッシュを得る有力な手段になっていく。

他にもキャッシュの獲得手段はこれから出てくるでしょう。GoogleやAmazonなどの巨大プラットフォームにすべての個人情報(行動も含めたすべて)を提供する代わりに、ベーシックインカム的な報酬が毎月一定額貰えるみたいな世界ももしかしたら訪れるかもしれません。ただ、先のことは分からないですし、突然世の中が逆回転して、このシュミレーションも無に帰す可能性もあります。これは社会が今の方向のまま進むのだとしたら、平均所得は下がらざるを得ないし、一挙総取りの世界に近づいていくという話なのです。

じゃあ大半の人にとってお先真っ暗かというと、そうでもない未来が用意されているように思います。なぜかというと、さほどお金がなくても生きていけるからです。基本的に食料生産などのコストは下がっていくわけでしょう。物流やエネルギーも機械に取って代わる可能性が高い分野です。生産・物流・エネルギーコストが下がるので、モノを得るのにお金があまりかからない。先程例に上げた不用品のCtoCサービスなんかも今後利用者が増えてくるので、タンスや冷蔵庫が欲しいと思えばほとんどタダで手に入る。

生活コストが劇的に下がる分、それほど収入も必要としない。すでに現時点でもそれに近い環境は整っています。例えば、大分や鳥取みたいな田舎に行って、家賃を下げる。1万円以下でも住居が借りられたりします。今後は先進国だけでなく後進国も少子化に転ずるので、田舎の地価は下がっていくでしょうし。物価も都心よりはずっと安いでしょう。それでも足りないと思えば、後進国に飛べばいい。フィリピンだと月5万もあれば十分生活できます。また、娯楽のコストも下がっています。映画やアニメ、本・音楽鑑賞をしたいなら「Amazon Prime」に入ればいい。月額たった500円で素晴らしいサービスを享受できます。

そんな世界は嫌だと思うかもしれませんが、少なくない人にとってその方が幸福を感じる瞬間が多い可能性もないとは言えません。嫌だと感じるのは社会や教育によって築かれた価値観の問題であって、本当はそういう世界の方が性に合っている可能性もあるのです。「無理しないこと」、これは人間にとって大切なことだからです。もしそういう世界が来れば無理して会社に行く必要もないし、嫌なことでお金を稼がなければいけないという責務もない。

ただ、そうだとしても自分は違う生き方を模索していきたいという人もいるでしょう。私が情報を発信する対象はそういう人たちです。死ぬ時に良い人生だったなと思えるようにしたい。そこに収入の高い低いはさほど関係ありません。もちろん高いに越したことはないけれど、それがすべてではないということです。

大事なのは、どれだけ自分を燃焼させたかでしょう。今燃焼している意識が顕在化できなくても、後で振り返ってみて、「良い人生だったな」と思えるのって素敵だと思うんです。それが大往生に繋がるわけですからね。人は何かに情熱を注ぎたい生き物だと思うんです。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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