個人のマイカーリースは損しかない話

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近年はカーローンではなくカーリースが増えているらしい。しかも増えているのが法人ならまだわかるものの、個人のカーリースの方が急増しているんだとか。

・個人向けオートリース保有台数、4年後には3.6倍の93万6000台に 矢野経済予測
https://response.jp/article/2018/08/06/312825.html
・【経済インサイド】個人向けカーリース活況 「若者の車離れ」にブレーキかかるか
https://www.sankei.com/premium/news/180808/prm1808080001-n1.html

法人のカーリースならまだ話はわかるんです(私は一括払いを勧めますが)。総支払額では損をしますが、支払額全てを経費にしながら手元にお金が残せる。ビジネスを成長させていく上で、広告費や開発費、人件費といった手元のお金が必要になります。だから、その為のお金を手元に置くためにあえてリースにすると。これは会社に資金力がない場合にはありだと思います。

でも、個人のカーリースとなると話は別です。もはや何のメリットもないんですよね。月々安く新車が乗り換えられると言っても、総支払い額は増えるは自由度は制限されるはでお金のない人が手を出すと火だるまになって帰ってくることはたやすく予想できます。こちらに個人のカーリースのデメリットについては詳しい説明がありました。

・カーリースはデメリットだらけ。巧妙なカラクリの罠とは?
https://www.lineup-car.com/blog/6408.html

ユーザーが何も得しない点でリボ払いや35年ローンなんかと同じ括りに出来るんじゃないかと思いますね。

これは余談ですが、出来ることならどんなものでも一括で買う方が気持ちがいいですよね。もしローンを組むにしても、極力短い期間に設定したり後で一括返済したり。なぜなら、後腐れがないからです。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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