ただ、ステップメールを長年使ってきて思うのは、古くない内容で配信しているのに時間が経つと反応が落ちていくことです。理由はリアルタイム性が失われるからとも言われます。はっきりした原因は分かりませんが、多くのメルマガ発行者が同じことを感じているようなのでそれは実態としてあるのでしょう。その為、ステップメールと言えど完全に自動化は難しいわけです。
それでもステップメールはメールマーケティングには絶対い欠かすことができない機能です。スポット配信(リアルタイム配信)しかできなければ、あらかじめ伝えておきたい情報を共有しておくこともできませんし、そうなると読者が理解できる内容が限られてくる為、スポット配信の内容も限られてしまいます。なので、本日はステップメールの特徴である自動化の効力を少しでも維持する方法を紹介します。
定期的に内容をアップデートする
1つ目は定期的なメールのアップデートを前提に構成を考えること。文章を変えるだけでもいいですし、新たにステップメールを追加したり削除してもいい。成約率やクリック率の反応が落ちてきたり、自分で内容が古いなと感じたら、メール内容をカスタマイズしていくわけです。これを定期的に行うことで鮮度を維持するわけです。
一定期間経過後は同じステップメールを使わない
2つ目は1年以上経過したステップメールは廃止し、新たにステップメールをつくること。1つ目の方法がカスタマイズだすると、2つ目の方法は新奇追加です。どちらも方法も熱量がないといいメールは書けません。だったら、同じ熱量でやるならまったく新しいステップメールとして作った方が良いものが出来上がると私は思います。なので、私は一定期間経過後は廃止することを前提としてステップメールを考えます。
配信する設定数は5〜15通程度?
永遠に使えそうなステップメールも実は賞味期限がある。だからこそ、ステップメールの配信数もリニューアルを考えて最適な数に収めておき、足りない部分はスポット配信で補う。そういう考え方が最適解なのかなと感じています。私も昔はステップメールを1つのシナリオで30通とか50通とか設定していましたが、設定するのも大変ですが鮮度を維持するのも大変なんですね。なので、最近は1つのシナリオで5〜10通、多くても15通以内にしています。
もちろん、50通設定したい方はそれでもいいと思います。ただ、ステップメールのシナリオは永遠に使えるものではないし、50通設定するくらいなら時間が経ってからステップメールをリニューアルした方がいいという考え方もある。そこらへんを踏まえた上で丁度良いと思う配信数を心がけると良いかと思います。
この記事へのコメントはありません。