自家用車は本当に「負債」か?

  1. お金
  2. 1301 view

金持ち父さんに言わせれば、自分にお金を運んでくるものは資産、お金が逃げていくものは負債という定義です。そのため、自宅や車などは負債に当たるわけです。この発想は若い頃の私に衝撃を与えました。この理屈のどこにも穴がないように当時は思えたわけです。

ただ、1つ疑問がわいてきませんか?

「車は負債だと頭では分かっている。けど欲しい」という心理状態。これをどう処理すればいいんだと。

「諦める」を選択する

1つ目の選択肢は「欲しいけど買わない」です。もっと合理的に考えるのです。「本当に必要か?」「クルマを買うくらいなら、投資信託を買った方が得するんじゃないか?」とか。

欲望は抑え続ければ、いずれ忘れます。潜在意識のどこかには残るだろうけど、表層意識からは消すことができる。無駄に負債を負わなくて済むし、万事解決しましたね。

ん、本当に解決したでしょうか?
欲を抑えたり我慢したりするのは、自分が本心から求めていることなんですかね。

我慢をやりすぎた先には諦めがあります。瞬間的に湧いてきた欲求を「どうせ俺なんか・・。忘れよう」という思考に持っていくのが癖になる。

欲は生きるために必要なものですよね。せっかく湧いてきた欲求も、1つずつ潰していけばいずれ湧いてこなくなる。行き着く先は「欲がない」「やりたいことがない」状態です。

けれど、潜在意識の中には欲もやりたいことも残っている。自分の心を誤魔化して生きてくことになる可能性があります。

「行動する」を選択する

だから、2つ目の選択肢に「買う(買うために行動する)」というのが出てくるんです。結果が実るかどうかが重要なんじゃなくて、自分には嘘をつかないというのがポイントです。

行動から得られる経験は決して負債とは言えないものです。むしろ、資産じゃないですかね。

有料で販売予定だった
WordPressテーマ「Rebirth」を無料公開

ダウンロード
中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

冬の時代にはキャッシュが活きてくる

企業の内部留保が近年問題になっていたわけです。大企業の多くは利益を溜め込むばかりで、投資もしないし関係者にも還元しない。だから社会に回るお金が少なくなって、デフレが収まら…

トイレ掃除するとお金持ちになれるのか

この前、とある大阪の喫茶店のトイレに「トイレを3分掃除するとお金持ちになれます(うろ覚え)」といったタイトルの本を紹介した新聞の切り抜きが貼られてました。トイレを綺麗に使…

超富裕層が生まれる構造

少し前こんな記事が話題になってました。記事によるとコロナウィルスによって格差が拡大したとのこと。何のこっちゃ分かりませんね。(CNN) 過去のおよそ3カ月間で、米…

大人の小遣い制は今すぐ廃止しよう

結婚するとお小遣い制にする家庭は多い。でも、大人のお小遣い制は百害あって一利なしなので、今すぐにでも廃止すべきです。理由はこちら。 働く意欲がわかない…

信用経済は本当に来るのか?

最近、巷でよく聞くようになった「評価経済」という言葉。「信用経済」とも言うらしいです。昨今流行っている「オンラインサロン」の先駆者でもある岡田斗司夫さんが恐らく最初に(?…