自家用車は本当に「負債」か?

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金持ち父さんに言わせれば、自分にお金を運んでくるものは資産、お金が逃げていくものは負債という定義です。そのため、自宅や車などは負債に当たるわけです。この発想は若い頃の私に衝撃を与えました。この理屈のどこにも穴がないように当時は思えたわけです。

ただ、1つ疑問がわいてきませんか?

「車は負債だと頭では分かっている。けど欲しい」という心理状態。これをどう処理すればいいんだと。

「諦める」を選択する

1つ目の選択肢は「欲しいけど買わない」です。もっと合理的に考えるのです。「本当に必要か?」「クルマを買うくらいなら、投資信託を買った方が得するんじゃないか?」とか。

欲望は抑え続ければ、いずれ忘れます。潜在意識のどこかには残るだろうけど、表層意識からは消すことができる。無駄に負債を負わなくて済むし、万事解決しましたね。

ん、本当に解決したでしょうか?
欲を抑えたり我慢したりするのは、自分が本心から求めていることなんですかね。

我慢をやりすぎた先には諦めがあります。瞬間的に湧いてきた欲求を「どうせ俺なんか・・。忘れよう」という思考に持っていくのが癖になる。

欲は生きるために必要なものですよね。せっかく湧いてきた欲求も、1つずつ潰していけばいずれ湧いてこなくなる。行き着く先は「欲がない」「やりたいことがない」状態です。

けれど、潜在意識の中には欲もやりたいことも残っている。自分の心を誤魔化して生きてくことになる可能性があります。

「行動する」を選択する

だから、2つ目の選択肢に「買う(買うために行動する)」というのが出てくるんです。結果が実るかどうかが重要なんじゃなくて、自分には嘘をつかないというのがポイントです。

行動から得られる経験は決して負債とは言えないものです。むしろ、資産じゃないですかね。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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