リモートワークの特徴は、過程より結果に人の目が行きやすい点です。結果の善し悪しに注目がいくので、自ら過程に目が行くことになる。だから、惰性で長年続けてきた業務に対しても「それって意味ないんじゃない?」という見直しが入る機会も自然と増えてくるのです。
接待・会議・出張もそのひとつと言えるでしょう。先に言っておくと、すべての接待・会議・出張が無駄とは言いません。私もやりますし、それによって建設的な結果を生んだこともあります。
しかし、人と会話する機会を設ければいいものでもありません。誰と誰がどういう目的でどう会話するかが大事だからです。大事なのは、「人」「目的」「手段」です。
例えば、誰でもいいからと、担当者に出張に行かせていると、無駄が発生します。じゃらんにある「クオカードプラン」がそれを物語っているじゃないですか。そういうレベルの人に何を任せたとて、無駄な時間とコストしか発生していないのが現実です。
ただ、こういうムダもリモートワークを続けることで露呈しやすくなります。経営陣の舵取り次第で、いいチームが出来上がるのがリモートワークの良さです。
この記事へのコメントはありません。