お金を稼ぐ過程で知る楽しさ

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10代20代の頃の私はお金を増やすことに夢中でした。自分ではこの理由を「お金が好きだったから」「お金持ちになりたかったから」ということで長い間片付けていたのですが、今はそういう理由ではなかったなと感じています。

確かにお金は好きだし、お金持ちにもなってみたかったんですが、ふと周りを見渡してみると私よりもお金が好きだろうと感じる人はいます。例えば、お金を貰えば嫌な仕事でもやるし、お金がなければ動かないという人が世の中には大勢いるのです。一方、自分はお金もほしいけど、いくらお金を積まれたってやりたくないことは頑としてやらないし、やりたいことであればお金にならなくても続けられます。現に続けてきたからこそ今の事業があります。

また、自分自身、特に物欲もなく、普段の生活は質素ですし、値段が高い所有物といってもたかが知れています。それも欲しくてしょうがないから買ったわけではなく、手に入れた自分がどう感じるかを知るための実験です。結果、買って良かったんですけどね。ただ、さらに買い続けたいかと言うとそうでもないし、なくなっても困りません。

そういうことが分かってくると、お金が好きだからお金を増やすことに夢中になっていた、というのは違うなと感じるわけです。では、なぜお金を増やすことに夢中だったかと言うと、純粋に「楽しい」からです。

小学生の頃にもそのような体験をしました。テレビゲームが好きだった私は毎日のようにゲームショップに足を運んでいた時期がありました。次第にソフトの相場が分かるようになっていき、ショップによってはおかしな値付けで販売・買取している店がいくつかあることに気づきます。そのことに気づいた私は、500円で買い、親に書いてもらった販売委任状をもって別の店で1000円で売るという「せどり」のようなことをやっていたわけです。

自転車であちこち回ってると、「この店は在庫数によって買取価格を調整している」という内情まで分かるようになり、お金を得ることと同時に、お金を得る過程の知る楽しさを体感したわけです。当時はネットなどありませんでしたし、誰かに教わったわけでもないので、自分で考えて生み出した生きた知識です。誰にも指導や強制もされることなく、突き動かされるように行動する。これは格別な楽しさと言えます。

10数年前にやっていたアフィリエイトでも学ぶことが大きかったです。どういうタイミングで売れるのか、というのも当時の自分にとっては驚きの連続です。例えば、3時間かけて書いた記事で全然売れなかったのに、10分で書いた記事で売れるなんてことが起こる。そうしたナマのデータからは学べるものが大きい。なぜなら、そこには必ず原因があるからです。探求と知ることの楽しさはお金を得る過程で味わっていったわけです。

お金が持つ純粋なパワーは、それはそれで嫌いではないです。お金があることで、好きなものが買え、安心や自由も買える。すごくいいものですよね。

でも、過程で必要な探究心が育まれるサイクルを持っていなければ、お金を得る行動を取り続けることはなかなか難しいのと思います。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラス代表。WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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