これからの時代は人手を減らす為に人を増やす経営の時代

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会社にとっての「従業員数」とは会社の規模や能力を表面的に示す1つの指標です。私も経営者なので、よく周りから従業員数を聞かれることがあり、それについて「すごいね」とか「少ないね」とかコメントされるわけです。従業員数は世間一般的には確かに会社の規模感を示す指標になっているんですね。

それゆえに、経営者の中には「今年中に従業員数を500名に成長させる」といったことを経営目標に掲げる人もいます。でも、私には人を増やすことに対して、まったく興味が持てないんですね。昭和の古い価値観でしかないと感じるからです。

これからあらゆる事業は人手がどんどん要らなくなっていきます。というより、むしろそうした方向にシフトしていかなければ、生き残っていけません。

AmazonやGoogleも人を増やしていますが、今は開拓の時期にあるのでそうしているだけで、「将来的に人を減らすために人を増やしている」と見るべきです。最終的に人手の要らない事業が完成すれば、スリムになるはずです。

どうすれば少ない人手で大きなエンジンを動かせるかと言うと、合理化と自動化、そして外注化です。無駄な作業や会議などはなくし、業務フローはシンプルに効率化する。プログラムや機械を使った業務の自動化も重要な鍵です。そして、社内でやる必要のない業務は外注化することも必要です。

これから先、5年後なのか15年後なのかはわかりませんが、組織にはブレーンのみが存在するという未来がやってきます。自分の頭を使わずに済む作業をするだけの人は要らなくなるか、機械や他の手段にとって変わっていくことになります。そんな時代のさなかにあっては、人を増やすことは経営の目的にもプラスにもならないし、人を増やしたとしても他の目的を達成する為の一時的な手段になっていくはずです。

となると、人をたくさん抱える大企業はスリムにならなければ生き残れないし、本当に厳しい時代になるでしょうね。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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