企業理念がチームに与える影響

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企業理念なんてどうでもいいと考えている経営者は少なくありません。その為、たいていのコーポレートサイトではありきたりなメッセージしか書かれていないわけです。企業が向かうところがきちんと定義されているわけではない。実は私もその一人で、最初に作ったコーポレートサイトは適当に浮かんだ言葉を理念とか代表者メッセージとかに記した記憶があります。

そう言えば、トヨタの社長がコーポレートサイトでこんなことを言っていました。

私は、トヨタを「自動車をつくる会社」から、「モビリティカンパニー」にモデルチェンジすることを決断しました。すなわち、世界中の人々の「移動」に関わるあらゆるサービスを提供する会社になるということです。
(中略)
私は「モビリティによって、すべての人に移動の自由と楽しさをお届けすること。“Mobility for All”をめざすことこそが、自動車会社がやるべきこと」だとの考えをさらに強めました。

参照:100年に一度の大変革の時代を生き抜くために / 社長メッセージ

つまり、クルマを作る会社から人の移動に携わる事業を行う会社に変わるよと言っているわけです。トヨタは元々自動織機から始まった会社でそこから自動車をつくる会社に変化した。今のトヨタは過渡期にあるわけですね。

そして、この社長宣言がコーポレートサイトに掲載されたことは、向かう方向性を改めて定義したことを意味します。これからも一定期間はクルマを作るんでしょうけど、意識や投資先は変わることになる。結果的に生み出す製品も変貌できる。コーポレートサイトはまずは事業を行うチームに対してのメッセージであり、それが顧客や取引先などのステークホルダーや社会に浸透する。

そういう重要な役割をコーポレートサイトは担っていると私は考えます。だから、コーポレートサイトを整備することは事業体にとっては非常に重要な意味を持つわけですね。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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