資本主義社会で役に立つもの2つ

  1. お金
  2. 1706 view
資本主義は、資本がある人が強いルールになっています。
トマ・ピケティさんの有名な言葉「資本収益率は経済成長より成長が速い(r>g)」とあるように、富は資本のあるところに集中し、経済格差が大きくなってい仕組みです。

こんな社会を生き抜くにはどうすればいいのか。この2つを持っていると社会の渦にあまり振り回されずに済みます。

特徴
交換不可能な技能 自分だけの武器。高い技能、技術。
身体さえ元気なら、永続可能な資本。
資本 事業、金融資本、不動産など。
資本が溶けてしまえば終わり。

奴隷脱却に必要なもの

交換不可能な技能

交換不可能な技能とは、「この人にしかできない」という自分だけの武器です。特定分野に特化した高い技能を有した職人のような人たちです。

この人にしか描けない絵がほしい。この人が作る音楽を聞きたい。この人のデザインがいい。

自分の仕事に強いこだわりを持ち、いつも相手を喜ばせよう(驚かせよう)と制作している。だから、おもしろいモノができる。自然と技能はその辺の交換可能な人たちとは一線を画すことになる。

資本主義社会で一番危険なのが、取り替え可能な人材になること。時間の切売りでしか収入を得る手段がないため、非常に苦労します。

受験、就活、入社式のような儀式はすべて取り替え可能な人材を育てるためにあるんですよね。

資本

資本を事業、株式、債権、不動産に投資することで増やすことができます。

とは言え、100万円を株や投資信託などに投資してもほぼ増えません。資金力がないうちは、事業への投資がもっとも近道。まずは自分の商品を持つことです。

商品を用意したら、自分のサイトで売る。SNSやブログ、YouTubeなどで集客する。その記事や動画もアーカイブとして残るので資産です。

商品数が増えてきたらネットショップを用意してもいい。オリジナルの商品を1つ2つと少しずつ増やす。集客→商品の強化のサイクルを繰り返す。月の利益が100万200万を越えてきたら、立派な事業です。そこで得た元手をさらに事業に投資し、増やしていくことも可能です。

資本はそこにある限りは有効です。投資に失敗し、資金がなくなると何も残らないリスクはあります。交換不可能な技能と違って、永続的ではない点は注意が必要です。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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