読み方は乱読がいいです。とにかく色んなジャンルの本を読み漁る。好奇心、知識欲の赴くままに。
小説、古典、漫画、経済、宗教、ビジネス、政治、文化、エッセイ、恋愛、芸能人本、自己啓発・・・。
興味のあるものから手に取る。分野、テーマは何でもいいし、範囲も狭くていい。色んな本に手を染めていくうちに、軸足は自然とズレながら広がっていくから。
乱読していくと、自分の中で真理に近づいていける感じがあるんですよね。。1冊2冊の本で大きく真理に近づけるということはたぶんないんですよ。本に正解が書いてあるからということではなく、仮に自分と対峙する意見であっても気づきがある。人との会話で自分の思考が開発されていくのと同じです。
読む本は限定すべき?
昔は私もそういう考えでした。本って危険なものでもあるんですよ。特定の思想を盲信してしまうこともあるので。
自分もそういう経験をして、読む本は選ぶべきだなと当時は思っていました。ですが、そういう経験を通して、自分がわかることもあるんですよね。だから、やっぱり乱読でいいんだなと思いました。
ちなみにここ1,2ヶ月で読んだ本はこれ。ほぼ漫画ですが、小説・古典・芸能人本など意外とバラバラです。ここ数年の興味は「人間や社会の闇」「暗部」に向いているので、共通点はありそうです。5年後にはラインナップがガラッと変わっているでしょう。
・今際の国のアリス (著:麻生羽呂)
・家族対抗殺戮合戦 (著:菅原敬太)
・日本資本主義の精神 なぜ、一生懸命働くのか (著:山本七平)
・山本七平の思想 (著:東谷暁)
・空気の研究 (著:山本七平)
・違和感 (著:太田光)
・アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? (著:カトリーンマルサル)
・ケーキの切れない非行少年たち (著:宮口幸治・鈴木マサカズ)
・「子供を殺してください」という親たち (著:押川剛・鈴木マサカズ)
・眠れないほどおもしろい「密教」の謎 (著:並木伸一郎)
・椿姫 (著:デュマフィス)
・鼠 (著:城山三郎)
どれも個人的にはおもしろかったですが、「おすすめ本」ということではないです。乱読というのがどういうものか、伝わればいいなと思って、リスト化したに過ぎません。
本や映画って、その時その人のタイミングがあるので、何を手に取るかも正解がないんですよね。世間の評価が低い本でも、その人の読み方やタイミングによっては意味があるわけで、そういう意味で学びそれ自体が自分で作り出すものだと思います。
仕事に関係する本は読まない?
最近は仕事に関連した本は読んでないですが、昔はそれしか読んでなかったです。乱読は、とにかくその時に興味が向いているものを掘り下げていくのがいいので、仕事に関連する本を読みたい人は読むといいです。
読む本の傾向は変わってくるものなので。
ネット記事じゃダメ?
本ではなく、ネットの記事でもいいんじゃないか?別に問題はないです。ネット上に上がっているコンテンツも人が書いたものだし、自分も読んでいるので。
ただ、本は有料商品なので、ある程度フィルターがかかっているのがいいですよね。書き手も売り物として成立させようとするわけですから。写真素材を探す時と同じですよ。膨大にある無料素材の中から探すよりも有料サイトから探す方が効率が良い。あと、有料でなければ読めない著者も多いです。
ですから、「本が絶対」でもないんですが、本はいいですね。
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