ただ、1つ疑問がわいてきませんか?
「車は負債だと頭では分かっている。けど欲しい」という心理状態。これをどう処理すればいいんだと。
「諦める」を選択する
1つ目の選択肢は「欲しいけど買わない」です。もっと合理的に考えるのです。「本当に必要か?」「クルマを買うくらいなら、投資信託を買った方が得するんじゃないか?」とか。
欲望は抑え続ければ、いずれ忘れます。潜在意識のどこかには残るだろうけど、表層意識からは消すことができる。無駄に負債を負わなくて済むし、万事解決しましたね。
ん、本当に解決したでしょうか?
欲を抑えたり我慢したりするのは、自分が本心から求めていることなんですかね。
我慢をやりすぎた先には諦めがあります。瞬間的に湧いてきた欲求を「どうせ俺なんか・・。忘れよう」という思考に持っていくのが癖になる。
欲は生きるために必要なものですよね。せっかく湧いてきた欲求も、1つずつ潰していけばいずれ湧いてこなくなる。行き着く先は「欲がない」「やりたいことがない」状態です。
けれど、潜在意識の中には欲もやりたいことも残っている。自分の心を誤魔化して生きてくことになる可能性があります。
「行動する」を選択する
だから、2つ目の選択肢に「買う(買うために行動する)」というのが出てくるんです。結果が実るかどうかが重要なんじゃなくて、自分には嘘をつかないというのがポイントです。
行動から得られる経験は決して負債とは言えないものです。むしろ、資産じゃないですかね。
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