ヨーロッパの主要国を見てみると、外出制限期間を延長し続けてるわけですが、これに追随するかのようにアメリカ、アジア、オセアニア、アフリカと広域で期限延長が発表されています。
国名 | 開始日 | 期限 | 延長 | 再延長 |
---|---|---|---|---|
ドイツ | 3/22 | 4/4 | 4/19 | 5/3 |
イギリス | 3/23 | 4/13 | 5/3 | |
フランス | 3/17 | 4/15 | 5/11 | |
イタリア | 3/14 | 4/3 | 4/13 | 5/3 |
スペイン | 3/14 | 4/25 | 5/9 |
そしてついに権威のあるところからこんなニュースも出始めた。
ここまで空気をつくってしまうと、規制を緩和しては制限してのこのダラダラムードは長期化するでしょう。良いか悪いかではなく、ここまで騒動を大きくしてしまうと政治的にも民衆の心理的にも収集がつかないのです。「恐い、でもお金が・・でも恐い」のスパイラルから抜け出せないし、パニックは収まらない。
政治的にも安全の方向、つまり自粛や制限の方に旗を振っておいた方が色んな意味でリスクがない。リーダーたちの決断は無難な方向にしかいかないので、このムードを消すのは難しいでしょう。また、ワクチンや治療法が確立されれば状況が一変するでしょうが、それには少し時間がかかりそうです。
また一方で時間が経てば生活資源が枯渇し始めるのは自明です。その時一体世界で何が起こるのか。自分で自分の首を絞めることによって起きたこの騒動はどこへ向かうのでしょうか。冷静に見ていきたいと思います。
人類の敵はパンデミックよりインフォデミックなのかもしれません。
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