「WordPress Theme ISSUE」のキャッチコピー
メインキャッチコピーは商品・サービスの性質を一言で表現するもの。ゆえにキャッチコピー次第で、サイト離脱率・精読率が変わりますので、セールスページの売上に大きく左右する要素となっています。キャッチコピーを変更しただけで、売上が2〜3倍になることも現実的にあり得ることです。要はそれだけキャッチコピーは重要ということです。
では、売れるキャッチコピーはどのようにすれば書けるのか。
自分自身、まだ成長過程ではありますが、これまで学んできた過程には間違いがないと考えているので、そちらを今回はお伝えします。どこかで文章の書き方を学んだわけではない私でも書けるようになっているので、この手順を踏めばセールスページのコピーが書けるようになるはずです。
- 売れてる情報商材のキャッチコピーを参考にする。
- 無料なら登録してみてマーケティングを観察する。
- セールスページを写経する。
情報商材のキャッチコピーを参考にする理由は、初心者の学習に向いているからです。情報商材のキャッチコピーの特徴は、足し算のコピーなのです。健康食品や美容関連商品のセールスページもそういう傾向がある。ふんだんにキーワードが詰め込まれているという共通点がある。
何事も本来は洗練されていくごとに要素はマイナスされていくもの。優れたコピーは引き算で作られている。でも、初心者が引き算で作られたコピーを見ても、ただ言葉の数が少ないだけに見える。言葉数が少なくても伝わるのは、的を得ているからであって、言葉数が少なければ伝わるわけではありません。
なぜ引き算のコピーはよくないのか?
なぜ引き算のコピーが良くないか?売ることを目的とした場合、難しくなるからです。初心者が手を出すと売れないコピーになってしまう。
糸井重里氏の作品で爆発的に売れた「MOTHER2」のキャッチコピー。
大人も子供も、おねーさんも。
私も幼少期にドンピシャで響いたキャッチコピーでしたが、これは「MOTHER」の”2″だから響くのであって、”1″だったらどうだっただろうか。また、当時はスーパーファミコンやロールプレイングの勢いがあったという時代もあって、余計な説明は不要だったという背景もある。そうした様々な要因があって、感覚に訴えかけるまでに至っているわけです。
ですから、初心者がそれを真似てコピーを書くと、売れないコピーになってしまう可能性が高い。さらに、広告大賞にノミネートされているキャッチコピーも必ずしも売上に直結しているわけではありません。
最初から引き算をしてしまうと、何が良いのか分からないまま、「書くのが慣れていく」というあまり意味のない状態になっていきます。初心者の頃は足し算でキャッチコピーを書いていく方が後々の理解が深まっていきます。
情報商材が売れていくまでのマーケティングの全容を体感することで理解し、セールスページも写経する。この過程を経たら、いざキャッチコピーを書いていきましょう。
先ほど言ったように、最初は足し算です。まずはキャッチコピーに入れてみたいキーワードをメモ帳などに箇条書きですべて洗い出します。洗い出すキーワードは多い方が良い。思い浮かぶだけ洗い出したら、次はキーワードを絞っていきながら文章を組み合わせて作っていく。
たとえば、以下のキーワードを洗い出したとしましょう。
ホームページ、Webサイト、LP、集客、差別化、競合他社、店舗、来院、来店、インターネット、売上、広告、予約サイト、Google広告、メタ広告、MEO、インスタグラム、SNS、成約率、コンバージョン、整骨院、整体院、鍼灸院、無料ダウンロード、無料登録、(商品名)
これらのキーワードの中から文章を組み合わせていきます。
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文章の書き方だけを見ていても、それは単なる猿真似になるだけで、
まず、メインのキャッチコピーを決めていく際の
は目立つところに大きく表示されるのが一般的です。
を考える時
商品のメインのキャッチコピーってありますよね。販売ページやランディングページなら、ヘッダーのところにあるメインコピーです。例えば、情報商材の縦長のセールスレターだとメインコピーはめちゃくちゃ長かったりするのですが、あれはあれで理に適っているわけです。ファーストビューでユーザーが「どういうこと?」と気になってしまうキーワードをたくさん散りばめる。気になるワードで引っ掛けることで、その先の文章を読ませる。メインコピーはユーザーに次のアクションを起こさせる為の引っかかりの役割を持っているというわけです。
じゃあ、メインコピーは長ければいいかというと、それも違います。長いキャッチコピーほど、1つ1つの言葉に重みがなくなり、全体に薄まってしまう。記憶に残りにくいのです。つまり、メインコピーのゴールと言うか、行き着くところはすべての余計なものを削ぎ落としたコピーというわけです。シンプルなところに帰結するわけですね。
でも、短かくすればいいのか、一言でまとめればいいのかというと、これもまた違うわけです。多くの似非コピーライターがここを勘違いしているのですが、ありきたりなキャッチコピーを入れておけばいいわけではないのです。
まず、1つの商品には様々な特性があるわけですよね。例えば弊社がリリースしている「ICONIC」というWordPressテーマがあります。キャッチコピーはこれ。
ECサイト+メディアの融合で
ネットショップの売上をアップさせる
WordPressテーマ「ICONIC」
この商品はWordPressテーマとしては画期的なもので、ウリや新機能だらけなので本当はもっと言いたいことがある。押し出したいところがたくさんあるわけです。このようにたいていの商品には「ここもすごいし、あれもすごい」というふうに押し出したいPRポイントがたくさんあったりするわけです。だけど、それらを全部書いてしまうと、読む側の印象に残りにくくなったり、お腹いっぱいにさせてしまうわけです。だから、商品の全体像を感覚で捉え、どの言葉をチョイスするのが最適解かを考えるのがコピーライターの仕事なわけです。
だから、キャッチコピー1つ書くのでも、掘り下げようはいくらでもあるし、いくらでも妥協もできる。ゆえに一定の能力や感覚が養われた後は胆力が成果物の差となって現れる。こちらの記事でも書きましたが、コピーライターの収入が青天井なのはそういうことでもあるのです。
自分もセールスコピーに関してはまだまだ成長の余地があると思っていますが、毎回気づきをもたらせてくれる点でもやりがいのある仕事だと思います。ちなみに、私はメインコピーを考える時はいつもこういう流れで書いてます。
- 商品の特性をすべて洗い出す
- その特性がユーザーにどういう影響を与えるかを考える
- 1と2を踏まえ、商品の全体像を感覚で捉える
- もっとも最適な言葉を考える
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