政府は来年度から、少子化対策の一環として、AI(人工知能)を活用した自治体の婚活支援事業を後押しする。年齢や年収などの希望条件に合わなくても、相性の良い見合い相手をAIで選び出すことで、婚姻数を増やし、少子化を食い止める狙いがある。
これに対し、ツイッターでは「民業圧迫だ」「経済的問題を解決しないと少子化は解決しない」と非難してる人がわいてる模様。ですがこの非難、的外れです。
当然の話、条件から入った人間関係はうまくいかないです。でも、この当然の話をわかる人は実は少ない。
相手をモノ(所有物)のように見ているのだから、関係がうまくいくはずがないのです。
遅かれ早かれ後悔することになる。お金持ちとゴールインできた女性の中には、「妥協」ということで納得させている人もいるかもしれないが、これは裏を返せば条件が崩れればいつでも解消するということです。条件から入った関係から精神的な繋がりを育むことはお互いに難しいのです。
もちろん男性側が提示する条件もそうです。家事ができるとか、大卒だとか、専業主婦になってほしいとか、とにかく「条件」をつけてしまうとろくなことがない。
条件をつけるということは、一方的に自分の主張を通すということです。自分が素敵だと思った人なら、条件なんてどうでもいいじゃないですか。ありのままの相手を受け入れてあげる。その無条件の優しさが心地いい。
まぁ政府がこんなことを言い出すってことは、人を条件で選ぶ人が世の中に増えたってことなんでしょうね。
しかも、これ少子化対策なのだから、「好条件の種の配合を提案しますよ」という話ですよね。本質的に。
言い換えれば、家畜同士を配合して数を増やす、という発想に近い。家畜扱いです。
いや、ここまできたらむしろ逆転の発想でいきたいかも。
中途半端にやってもどうせ効果ないんだから、いっそのことAiに全部考えてもらう。まずはデートの場所をAiに決めてもらう(そういうアプリは既にあるらしい)。そしてデート中の会話も何言うかAiが決める。ついでにセックスの体位も決めてもらおう。そうすれば、人の感情が順当にそがれていき、子供も増えていくはず。
でも、データとデータでマッチングしていく以上、どうしてもマッチしない層が一定割合(5,6割とか?)出るという悩ましい問題が発生する。特に年収・資産とか異性が重視する条件項目の数値が低い人は、はじかれないようデータ改ざんや非公開処理もしっかりやる。目指せマッチ率80%。
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