いきなり起業か、副業から始めるか。どちらがいいか

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起業には大きく分けて、いきなり独立するタイプと副業が安定した段階で独立するタイプの2パターンがあると思います。この記事では2パターンのメリット・デメリットについて解説します。

いきなり独立するタイプ

私がこのパターンなのですが、まだ生計が立てられる予測がないのにいきなり独立するものですから、バクチもいいところです。うまくいくかどうかは分からないわけで、自分に自信がないとできないですよね。私も根拠のない自信だけで突っ込みましたが、案の定地獄を味わいました。そのままサラリーマンに逆戻りのコースも珍しくない生き方です。この点がデメリットと言えますね。

メリットとしては、十分な時間を1つの事業に注げることです。この1点が大きいですね。働きながらですと、どうしでも注げる時間も限られるし、気力も十分には注げません。残ったエネルギーでやるというのは大変なことです。私も起業後に生活に困って、一度コンビニでアルバイトしたことがあります。3ヶ月位だったと思いますが、過酷でした。この頃は早く成功したい一心でほとんど寝ずにやっていましたが、おかげで身体がバラバラになりかけました。

企業で働きながら、副業として安定するまで独立しないタイプ

このパターンは手堅いですよね。私の知人にも何人かそれで頑張っている人がいました。今どうなってるのか知りませんが、当時はすごいなと思ってました。なぜなら、本業と副業の並行というのは本当に大変だからです。少なくとも本業が過酷であれば難しいでしょう。本業には終わりがあっても、副業には終わりがないからです。エンドレスなのです。

ただ、出来ることならこのパターンの方がリスクも少なくていいよね、と個人的には思います。でも、実際私の身近にいた人がそれをやっていたんですが、LPを1枚つくるのに半年かかってたりして、スピードが異常に遅かったです。「帰宅してYoutube見てたら寝ちゃう」と言い訳してましたが、こんなペースでやっていてもしょうがないので、独立してしまうか、仕事変えるかした方がいいでしょうね。

結局重要なことは・・

いずれにせよ、大事なことはどれだけの情熱とエネルギーを事業に注げるかです。だから、それに合ったスタイルを選ぶほうがいいでしょう。今は起業といっても、資金がかからないものが多い。でも、自分の生活コストはかかります。また、どんな事業でも多少の投資は必要です。

経営とはそういうものなので、スピードはとても重要です。時間と情熱が注げないのであれば、どんどん分が悪くなっていくだけなので、そこは重視したいところですね。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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