4タイプのリスクの中で最も危険なリスクの話

  1. 経営・起業
  2. 259 view
リスクには4つの種類があります

1 負うべきリスク
2 負えるリスク
3 負えないリスク
4 リスクを負わないことによるリスク

1から3のリスクは珍しいものではないので、恐らく多くの人が想定済みなんでしょうけど、盲点となりやすいリスクは4です。リスクを負わないことでリスクの度合いをさらに膨らませてしまうというケース。このリスクへの対処が割と重要なわけです。

具体例で示すと、社内システムが時代に沿わないものだったとする。いつかは機能不全に陥ることは目に見えているんだけど、現状はまだ動くし、システム変更となると莫大なコストがかかるから簡単には変えられない。でも、いつかは必ず変わらざるを得ない時が必要で、その時にはコストがさらに膨れ上がっている。といった感じでしょうか。

問題点は目の前にある。問題にはどこかで気付いているんです。でも、人は問題の大きさによっては蓋をしたくなるのが性。出来ることなら考えたくないじゃないですか。でも、恐ろしいことにこの蓋は必ず開いてくる。というか時の禊によって開けられてしまうわけですね。そうなった時は自分の対処できる範囲を越えていて、それが容赦なく襲いかかってくるわけです。つまり、問題点を放置すると「手に負えない上に、負うべきリスク」という怪物を生み出してしまう。

極力そんな状況にはなりたくないものですが、このリスクからは逃れられないという世の中の法則に近いものがあるので、問題が怪物になる前に潰しておきたいですね。

有料で販売予定だった
WordPressテーマ「Rebirth」が無料で使える

ダウンロード
中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

社会人になって起業するまでの間

私 中田俊行はTCDというWordPressテーマを開発する会社を経営していまして、大きな括りで言えばいわゆる「IT系」の仕事をしています。IT系という括りに入れられる…

大企業の無駄から見る日本企業の実態

日本の一般的な企業には無駄がたくさんあるわけです。特に大企業はその象徴だと思います。これまで聞いた話によるとこういうことはたいていの大企業に当てはまるようですね。…

なぜリモートワークが流行らないのか

リモートワークが新しい働き方と言われて久しいですが、なぜか導入する企業が増えた話はあまり聞きません。むしろリモートワークを見直す事例の方をよく耳にします。また、導入事例を…