オンラインサロンって入る必要ある?

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この記事で「起業するなら一人でやれ」ということを書いたんですけど、昨今流行りで色々と問題を起こしてるオンラインサロンに関しても同じことが言えます。自分でビジネスをやるのになぜオンラインサロンに入る必要なんかあるのだと。

オンラインサロンに入って、主催者や参加者と仲良くなって、人脈作って、、、という行動がほとんど意味がないわけです。結局の所、サロンって自分ひとりで何かするのが不安な人が入るわけです。自信がない人が集まる。だから、そんな人達をタダ働きさせたって、たいしたものは生まないわけですね(参照:評価経済は本当に来るのか?)。

サロンに加入することで自分のビジネスの地盤を作ることも可能ではあると思います。ただ、そこで作られた地盤は自分だけのものではない可能性が高い。どこまでもサロン絡み、主催者絡みのビジネスになってしまう可能性があるわけで、彼らと離れることが出来ない。離れようと思ったら可能なんだけど、そこで発生するマイナスを考えてしまって先に進めない。下手な繋がりを持ってしまうことを「しがらみ」と言うわけです。

また、ずっと仲間というレッテルが貼られつつ、ビジネスをしなければいけない可能性も考えられます。別にお金が稼げれば中身なんてどうでもいいと言う人もいるかもしれませんが、私はそういうのが無理なんですよね。起業の最低限の目標が独立独歩で生きることです(私にとっては)。自分がやりたいことしかやりたくないわけです。なので、わざわざしがらみを作りに行く意味がわからないんですね。

もし、オンラインサロンに私が入るなら、どうやってサロンが運営されているのかを学ぶときか単純にコンテンツとして消費するためですね。前者は自分が似たようなビジネスモデルをやるときで、後者は歌手のファンクラブのようなものでエンターテイメントとして割り切ってお金を支払うという感じですかね。

サロンの主催者から何か学ぶために入るなんて時間の浪費はしない。自分一人で行動を起こしますね。それが独立独歩で進むことができる能力を養うことに繋がる。やりたくないことを強制されることもない、強い力を手に入れることができるわけです。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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