結婚すると男が小粒(ATM)になっていく理由

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結婚をすれば「大人になれる」と朧気ながらに考えている男性は多いです。しかし、それは幻想であり、むしろ現実には逆になることが多いです。男は結婚生活を通して、どんどん小粒になります。

たとえば、子どもが幼稚園、小学生に入ったあたりから、次のような兆候が出てきます。

  • 趣味に割く時間が減った
  • 結婚後、何かを諦めた
  • 好奇心がなくなった
  • 自分一人の時間が減った
  • 自分の経験のために使うお金が減った
  • 学習する時間が減った
  • 付き合いが悪くなった
  • 子どもを見る時間が増えた
  • 家族の許可を得る面倒さゆえに諦め事が増えた
  • リスクを伴う行動が怖くなった
  • 将来が不安になった
  • パパ友が増えた

では、なぜ男は結婚生活を通して小粒になっていくのか。様々な原因の中から主な2つを挙げましょう。

  1. レールの上を歩くから
  2. コントロールされているから

結婚で男が小粒になる要因

レールの上を歩くから

小粒になる男は、これまでもレールの上を歩いてきました。

受験、大学、合コン、卒業旅行、就活・・・。
量産型です。

なので、結婚生活も社会合意が得られたルールを適応させやすい。ゆえに奥様が用意したレールの上を歩くのに違和感を覚えない。違和感どころか、むしろ自ら選択したと思いこむ。レールの上を歩く男は、思考が浅く、リスクを恐れるのです。

だから、小粒ロードを歩かされることに疑問を抱きません。

コントロールされているから

多くの男は、女(奥様)にコントロールされている事実に気づけません。むしろ「俺が上に立っている」くらいに思い込んでいます。事実は逆です。しかし、そこに気付き、解決に向かうことは絶望的です。

なぜか?多くの男性は、客観的評価よりも自己評価の方が高いためです。評価の乖離が、自身の置かれた状況把握を一段と難しくするのです。

基本的に対人コミュニケーションは、彼女らの方が上です。そのことを男性は知りません。彼女らの意図を理解し、リスペクトしなければ、双方にとって良好な関係は築けません。

自分が上だとか、自分のことを好きだとか思い込んでいる馬鹿な男は、簡単にコントロールされてしまうというわけです。

よく使われるコントロール手法は次のようなもの。

  • 家のマイルールの浸透
  • 子作り・家・車の計画を立てる
  • 家事育児へ積極参加

男をコントロールしておかないと、外で「飲む、打つ、買う」等で問題行動をやらかすかもしれません。やらかさないまでも、余計にお金を使ってきたり、帰りが遅くなったり、風俗に行くくらいのことはやります。

だから、「あれをやってはいけない、これもダメ」といった家のマイルールで管理します。もちろん、陰でコソコソやる男性が多いわけですが、そうであっても足枷はしっかりついている。もし、その足枷を堂々と外したら・・・どうなるかわかりますね。レールの上しか歩けない男に足枷を外す選択肢も勇気もありません。

家や車の購入計画を立てることで、男が自由に使えるお金はさらに減らすことができます。これは男が自ら選択したかのように誘導されるので、むしろ能動的にお金を家や車などに回そうとします。男は金がなければ何もできません。外で遊ぶことは勿論、趣味に使うお金すらなくなります。ローンさえ始まれば、男は家族とローンだけのために働く要員に育てることができます。もうレール以外を歩くことは不可能になります。

家事育児への積極参加を促すことで、思考する時間もなくなります。趣味や野望、創作活動。そういった結婚前にはあったものは、子育てという”やりがい”にすり替わっていきます。

ここまで来ると、男がリスクを取ることはもうありません。というか、自分の道を切り開くためのエネルギーが残っていません。せいぜい会社にしがみつくことしか出来ません。”完成”です。

そもそも、この状況を客観的に気付ける男性自体が少数派です。

状況を打破するには?

では、「結婚」というものがオワコンかというと、筆者はそう考えていません。家族は支えです。結婚でしか学べないものがあります。

しかし、男としては終わりたくない。状況を打破する方法はいたってシンプルです。
レールから外れること。枠組みをぶっ壊すのです。生き方そのものを仕切り直すのです。

お小遣いが少ない?小遣い制なんてやめろ。もっと稼いで、今よりたくさん渡せ。

飲み会に行かせてもらえない?堂々と行け。その上で女性を満足させられる器を持て。器が豆皿だから、我慢させられてるだけ。

会社を辞めて起業したい?勝手に今日から始めろ。自分の人生の責任は自分で持て。仕事の選択ひとつ一人で決められないヘタレに、家族の責任など持てない。ヘタレは一生小粒でいろ。

ということですね。自らの生き方を通せない”育メンパパ”に、小粒からの脱却は無理なのです。小手先の方法では無理なのです。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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