メルカリなんて時間の無駄?メルカリで商売の感覚を養う

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家族が家のモノを減らすために「メルカリ」を始めたんですけど、見ているとなかなかやることが多いんですよね。お金にならない上に手間だけすごいかかるわけです。

例えば、500円で本を売ると、メルカリ側に手数料10%の50円を差し引かれ、そこから配送料が約200円、そして梱包代がかかる。そうすると200円ちょっとしか残らない。少ない利益の為にスマホで写真を撮ったり文章書いたり、逐一スマホをチェックしながら売れたら梱包して郵便局やコンビニに持っていくというようなことをやるんですね。時給換算したらおおよそ100円〜200円くらいになるわけです。

メルカリは価格競争圧力が強いのとかかる販売コストもあってか、転売も厳しいでしょうね。利幅の大きいものを混ぜながら日に数十点から100点ほど扱うと商売になると思いますが、仮に飯が食える程度にまでいけたとしても、膨大な作業が発生し続けるのは想像に難くありません。泥沼にハマるということでしょうか。楽な出口を考えるなら、「メルカリで稼ぐ方法」という題材で本を出版したり、テレビ出演したりといったところがありますけどね。

と、ここまで否定的なことを言っておいてあれなのですが、メルカリをやるのはいいと思ったんですよね。

なぜかというと、マーケティングを実践的に学べるからです。写真の撮り方、商品説明の書き方、値付け、配送、顧客サポートなど、広範囲に一通りのことをやらなければいけないので、商売の基礎を学ぶのにちょうど良い教材となるわけです。

単に出品するのではなく、「どうやったら売れるか」を考えながら数をこなしていくと、企業に勤めているよりもずっと勉強になると思いますね。これはアフィリエイトにも同じことが言えます。アフィリエイトの場合は広告やコピーライティングスキルの影響も大きいので、よりウェブ寄りのマーケティングになります。学習というのは取り扱い額はさほど関係がないので、商売が小さいからといってバカにはできないわけですよね。

だから、メルカリでお金を稼ごうと思ったらそれほど得はしないんですけど、そこから商売のエッセンスを吸収して他に活かせる人にとっては良い教材になるというわけです。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。2007年に独立、会社を2社経営。
WordPressテーマTCD・フォトストックサービス「マルシェ」シリーズなどを運営。

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