メルマガの読者を増やす方法

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メルマガの読者を集める方法をご紹介しています。
2008年より発行している弊社のメールマガジンは購読者が13万部います。そのメルマガでこれまでやってきた読者の集め方ですので、参考にはなるかと思います。

メルマガ読者の獲得媒体

メルマガの読者を増やす方法は

の6つがあります。

ランディングページ

ランディングページ(LP)でメルマガの読者を獲得します。これがもっともオーソドックスなメルマガ読者を集める方法です。

ただ、LPには集客力がありませんので、SEOや広告、SNSでLPにアクセスが集まる仕組みを作ります。

  1. 検索エンジン → ブログ → LP
  2. 広告 → LP
  3. SNS → LP

LPで、無料の特典、資料、お試し製品を配布することで読者登録の成約率を高めます。たとえば、こういったLPでメルマガに登録してもらうのです。登録時にはメルマガ購読の許可を得る必要があります。

WordPress Theme DROP

DROP

WordPress Theme Muum

Muum

CTA

手堅く読者を増やすなら、CTA(コール トゥ アクション)です。

自身が運営するウェブサイトやブログのフッターや記事下、モーダルウィンドウなどにCTAを設置して、読者登録へと誘導します。自社サイトのアクセスがあれば安定して読者を増やせます。

会員制ウェブサービス

アカウント作成時にメールアドレスの登録が必要なウェブサービスを運営することで、自然に読者が集まる仕組みを構築できます。

会員制ウェブサービスの特徴は広告費を必要とせずに、読者を集められる点が魅力。以下のWordPressテーマで、会員制サイトが作成できます。

WordPress Theme ZOOMY

ZOOMY

WordPress Theme EVERY

EVERY

ネットショップ

ネットショップはアカウント登録時にメールアドレスの入力が必要です。登録時にメルマガ配信の許可をとることで、読者を集められるわけです。

ネットショップは長く運営していれば自然と読者が集まりますが、早く集めたい場合は、無料もしくはお試し商品を出して、アカウント登録のメリットを強化すると良いでしょう。

WordPress Theme RIKYU

RIKYU

WordPress Theme Ankle

Ankle

プレゼント企画

アンケートに回答すると抽選でプレゼントが当たるといった企画で読者を集められます。いわゆる懸賞です。

ただ、アンケートやプレゼント内容によっては、事業と関連が薄い読者が集まり、売上に繋がらないことがあります。弊社でも実施したことがありますが、読者自体は集まりましたが、売上に繋がりませんでした。失敗例ですが、やりようによっては活用できるかもということで紹介しておきます。

無料レポートスタンド

昔お世話になった集客方法ですが、残念ながら今は使えるかどうかわかりません。
以前は「メルぞう」「Xam」といった無料レポートスタンドを使って大量のメルマガ読者を集められましたが、今はXamは閉鎖、メルぞうも形態が変わっていて現状どうなのかわかりません。

読者をどこから集めてくるのか

メルマガの読者を増やすには、先に挙げた媒体にアクセスを送っていく必要があります。

読者が増加する仕組みを図にしました。

メルマガ読者を増やす方法

LPを作っただけでは読者は増えません。LPにアクセスが来ないからです。だから、外からアクセスを引っ張ってくる必要があります。そのために「広告」「検索エンジン(SEO)」「SNS」があります。

売上効果 即効性 コスト 作業量 安定性
広告
SEO 中〜大
SNS 小〜大 中〜遅 中〜大

広告

広告の良いところは、即効性が高いことと、作業量が少ないこと。

広告はバナー・テキスト・動画を作ればすぐに開始できますし、すぐに売上への効果が現れます。デメリットはコストがかかることです。

リスティング広告は少額で始められるので、やって損はないでしょう。

1リストあたりの獲得単価の相場は?

メルマガの読者は、リストとも呼ばれます。
1名のリストを集めるコスト相場は、3,000〜5,000円程度とも言われます。しかし、業種や製品によって大きく異なります。リスト獲得単価は、顧客生涯価値(LTV)や競合の多さによって変わるためです。

金融や転職関連で出稿する広告単価は非常に高いです。クレジットカードの分野では1リストの獲得コストが10万円を超えると言われています。

顧客生涯価値(LTV) > リスト獲得単価

SEO

SEOは、効果が出始めると、その後コストがかかることなく安定して売上に貢献し続けます。しかし、作業量が大変多く、すぐに結果が出ることはありません。専門知識や経験も必要です。

「SEOは順位の変動が激しく、安定しない」とよく言われますが、実際には安定します。商品サービスを持たないアフィリエイトサイトは、順位変動は激しいものになりますが、事業会社は一度検索上位がとれると安定した集客源になることが多いです。そうなると、リスティング広告で単価競争に陥ることなく、安定した事業が行えます。

SEOは長期戦略で捉えると良いでしょう。事業を始めた頃は広告で収益を上げ、その裏でSEOの根を張っていく。2〜4年かけて花を咲かせるくらいの気持ちでいましょう。

SEO大全集

SNS

SNSは、手軽に始められることとそれなりに早く効果を得られることが大きいです。

注意したいのは企業イメージとのバランスです。SNSで「バズる」には、流行りに乗っかる、ネガティブな方向に傾くのが手っ取り早い方法ですが、そこに向かうと企業イメージとの齟齬が出てきます。企業がSNSを使って積極的に売上に結びつけることは簡単ではありません。

また、個人事業主がSNSを使う場合も注意が必要です。焦って「バズる」方向に向かうと、それでフォロワーやファンを増やせたとしても、購買に繋がらないケースが多々あります。フォロワーやいいねは多いが、商品が売れないという状況に陥りがちです。

XやInstagramなどのSNSには広告も載せられるので、ポストはそこそこにし、どちらかというと広告掲載に比重を置くのが無難な使い方ではないかと思います。

読者数と反応の関係

メルマガは読者が多ければ良いわけではありません。大事なのは読者の「質 x 数」です。

質と数、双方を育てていくと、反応の高いメルマガに育っていきます。その方法についてはこちらの解説をご覧ください。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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