タガメ女とカエル男から見る日本の結婚像

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田んぼに生息する昆虫のタガメと爬虫類のカエルは捕食関係にある。捕食者であるタガメは鋭い針をカエルを突き刺し、前足で締め付けることでカエルを逃げられないようにしながら血肉を吸い、最終的には骨と皮だけにして捨ててしまうという。そんなタガメを女、カエルと男に喩えた本がある。そして、これが日本の多くの結婚像を鋭く描いていておすすめです。

日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 – 深尾 葉子

引用してみましょう。

女はガッチリと男を捕まえて、月一万円という小遣いで身動きがとれないようにし、チューチューと夫の収入と社会的なリソースを吸いつくす。男たちはといえば、最初はバタバタともがくも、やがて諦めたようにグッタリとして、ゆっくりと収入やリソースを吸い尽くされ、最後は骨と皮になって死んでいく。

もうちょっと引用してみましょうか。

「箍」にはめられることで、精神どころかサイフまで奪われてしまう。そんな男性たちに同情する方も多いかもしれませんが、以外にも当事者たちはそれに不満を感じていません。いや、正確には不満を感じていても、「これこそが幸せだ」と自分自身に言い聞かせているのです。これを私は「幸福の偽装工作」と呼んでいます。
ですから、必要以上に「幸福」をアピールします。周囲に家族を大切にしているかと聞かれたら「家族が一番だ」と即答し、その気持ちを忘れないように勤め先のデスク回りに家族の写真を飾ったり、持ち歩いたりするのです。その延長線上にあるのが、ブログやフェイスブックです。

怖いくらいに言い当ててますね。男性側に自覚がない場合が多いのですが、小遣い制だったり、奥さんの許可がないと自由に出かけることもできなかったり、服も独身時代のものを着ていたり、日本の既婚男性は実際に不自由な生活をしているケースが多いです。

小遣いが3万円とすると下手すると高校生より金持ってない状態です。後輩を飯に連れていってあげることもできないでしょう。

既婚男性はとにかく付き合いが悪いわけですが、それは奥さんからの連絡に戦々恐々としている場合が多いです。そうなると、その人の限界はすぐそこまで見えていますね。最終的には下の記事に書いたように「生きる屍」のようになっていきます。

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中田俊行

1982年大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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