男の役割は金を稼ぐこと

  1. ライフスタイル
  2. 155 view

男の役割は金を稼ぐこと。古今東西、変わらない普遍的な法則です。

古来人類では、SEXにありつける男は、狩りに成功し、集落で成果を分け与えた男だけでした。狩りは男にとって命がけの行為。命を落とすことや怪我で再起不能になるリスクがある。飢餓と隣り合わせでもある。狩りができなければSEXにありつけなかったし、子孫を残すこともできなかった。

飽食の時代では、そのような価値観はほとんど存在しません。現代の男が狩りをするのは、集落や家族や女のためではなく、自分のためです。なるべくお金をかけず、コスパ重視でSEXを求める。必死に仕事をしなくても、目の前の楽を選択しても生きてはいける。ゆえに、命がけの行為など存在しません。

男の役割をまっとうしない男が増えたことは、女の不幸の始まりでもあります。男に頼れない背景の中にある女は、女の力だけで生きていかねばならない。女性たちの間でこうした本が流行るのは、そうした背景を端的に示しています。

月収 (原田 ひ香 著)
三つ編み (レティシア コロンバニ 著)

昨今では男と女の立場や役割は、あやふやです。女みたいな男、男みたいな女が増えました。性別という境界線の意義は年々薄れてきています。

デート代は割り勘、夫婦になっても生活費や家賃も割り勘。男側も女の年収を求める。その代わり、男も家事や育児を半分担う。男が女の役割を担い、女も男の役割を担う方向に社会は向かっています。

でも、男は女の役割を担えないし、逆も然り。当然のことです。男の方がお金を稼ぐのはうまいし、女の方が家事や育児はうまいからです。差別ではなく区別であり、事実です。

男も家事や育児をやってできないことはないですが、女ほどうまくできない。「男やもめに蛆が湧き、女やもめに花が咲く」ということわざがあるように、そこに交わることのない性差が存在する。女が金を稼ぐこともそう。やってできないことはないし、高給取りも増えていますが、それを全女性に求めるのは酷なことです。

では、男はどれくらいのお金を稼げば良いのか。指標となる金額はありません。家族や女性が安心して生活できること。重要なのは生活を保障する責任を持つことであり(離婚や死別であっても)、贅の限りを尽くさせることではありません。

高機能ブログが作成できる
WordPressテーマを無料プレゼント
ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

パンクであれ

20代の頃は鋭い切れ味と反骨心を持っていた起業家が、30代40代に入ると経済的にも立場的にも確立されていき、鋭かった言動も丸くなってしまう。そういう事例をたくさん目にして…

鳶は鷹を生まない

最初の子育ては親側も力みすぎてしまうものです。英語にスポーツに早期教育と詰め込みすぎる親は少なくないものです。多くの親は子の成功を願って、あれこれと子に教育を施そ…

カッコいい生き方とは

カッコいい生き方とは何なのでしょうか。何がカッコいいと思うかは人それぞれでしょう。ディティールの部分は時代や場所によって変わってきます。例えば、服装には流行がある…