男の役割は金を稼ぐこと

  1. ライフスタイル
  2. 123 view

男の役割は金を稼ぐこと。古今東西、変わらない普遍的な法則です。

古来人類では、SEXにありつける男は、狩りに成功し、集落で成果を分け与えた男だけでした。狩りは男にとって命がけの行為。命を落とすことや怪我で再起不能になるリスクがある。飢餓と隣り合わせでもある。狩りができなければSEXにありつけなかったし、子孫を残すこともできなかった。

飽食の時代では、そのような価値観はほとんど存在しません。現代の男が狩りをするのは、集落や家族や女のためではなく、自分のためです。なるべくお金をかけず、コスパ重視でSEXを求める。必死に仕事をしなくても、目の前の楽を選択しても生きてはいける。ゆえに、命がけの行為など存在しません。

男の役割をまっとうしない男が増えたことは、女の不幸の始まりでもあります。男に頼れない背景の中にある女は、女の力だけで生きていかねばならない。女性たちの間でこうした本が流行るのは、そうした背景を端的に示しています。

月収 (原田 ひ香 著)
三つ編み (レティシア コロンバニ 著)

昨今では男と女の立場や役割は、あやふやです。女みたいな男、男みたいな女が増えました。性別という境界線の意義は年々薄れてきています。

デート代は割り勘、夫婦になっても生活費や家賃も割り勘。男側も女の年収を求める。その代わり、男も家事や育児を半分担う。男が女の役割を担い、女も男の役割を担う方向に社会は向かっています。

でも、男は女の役割を担えないし、逆も然り。当然のことです。男の方がお金を稼ぐのはうまいし、女の方が家事や育児はうまいからです。差別ではなく区別であり、事実です。

男も家事や育児をやってできないことはないですが、女ほどうまくできない。「男やもめに蛆が湧き、女やもめに花が咲く」ということわざがあるように、そこに交わることのない性差が存在する。女が金を稼ぐこともそう。やってできないことはないし、高給取りも増えていますが、それを全女性に求めるのは酷なことです。

では、男はどれくらいのお金を稼げば良いのか。指標となる金額はありません。家族や女性が安心して生活できること。重要なのは生活を保障する責任を持つことであり(離婚や死別であっても)、贅の限りを尽くさせることではありません。

WordPressテーマ「GLUE」を無料プレゼント
ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

褒められて浮かれない

そう言えば、最近は会ってませんが以前は毎月顧問税理士と会っていたんですよね。彼は会うといつも業績を褒めてくれるわけです。売上が上がっても下がってもいつも褒めてくれる。…

男性は30歳までに人生が決まる

男の人生はだいたい30歳までに決まってしまいます。残酷なことに。分岐点となるのは30歳までに、人生をかけてやり遂げたものがあるか。恥もプライドもかき捨て、すべての…

2022年まで外出制限が必要らしい

コロナの非常事態宣言で外出自粛期間は2020年5月6日(水)までとなっているわけです。だから、7日以降は今までのように思いっきり活動できると思っている人が私の周りにも多い…