ブログの記事ネタを無尽蔵に生み出す方法

  1. ウェブメディア
  2. 5719 view
ブログやメディアを運営する上で大きな悩みの1つが記事ネタです。記事ネタが浮かばないから、投稿頻度が落ちたり、更新が止まったりするわけです。ご存知の通り、本サイト「QORE(コア)」では現在1日数記事ペースで記事を更新しています。他にも仕事があるので、記事を書く日には1日20記事くらいを予約投稿する時もあります。そして、これらは全部私一人で更新しています。記事のネタは尽きないの?と聞かれることもありますが、記事ネタは無尽蔵に出てくるというのが正直なところです。というわけで、今回は記事ネタを無尽蔵に生み出す方法をご紹介します。

記事執筆をライフスタイルにする

私の場合、記事を書くことをライフスタイルにしています。歩いている時、車を運転している時、人と喋る時、すべてが記事ネタとなる可能性がある。知ったこと、気付いたこと、感じたこと、すべてが記事になる可能性があるという生き方をしているのです。だから、人と喋っている時でも「ちょっと待って」と言ってメモをとることがありますが、それは記事を書くためであります。つまりは記事を書くためにインプットを増やすことに尽きるのです。なお、この後に記事ネタを生み出すテクニックを紹介しますが、この「ライフスタイルにする」ことが土台にあって初めて成立するテクニックと考えてます。

時事情報に独自の見解を盛り込む

ここからはテクニック的な話になりますが、時事情報の収集は非常に役に立ちます。例えば、自分が取り扱っているジャンルの周りで法改正が行われたり、事件が起きたりしたらそれを元に記事にするわけです。時事ネタは結構アクセスも集まりやすいし、新規の入り口を増やす意味ではSEO上も有効です。ただ、私の場合は時事ネタを扱う時も自分の視点で掘り下げてみたり普遍的な話をするようにします。それによって、時間が経っても楽しめる記事になるからです。

ブログテーマの実務作業に携わりながら、記事を書く

今気づいたこと、感じたこと、学んだことを記事にするのが一番ホットです。「こんなことが分かったよ」という勢いが記事の中に欲しいんです。だから、プログラミングに関するテーマのブログなら、卒業してしまったプログラマーよりも現役プログラマーの記事の方が面白いし、書けることも増える。
実務を行いながら、今分かったことを記事にしていけばいいのです。それは他の人の悩みでもありますから。

読者の悩みにスポットを当てる

読者が抱えている悩みをリサーチすれば、無限に記事ネタが出てきます。なぜなら、人の悩みは尽きないからです。リサーチの方法は、実際にユーザーに会ってもいいし、明確にイメージが掴めているならSNSやインターネット上の掲示板から仕入れてもいいでしょう。そして、あなたが悩みを解決する方法を知っているなら、それを記事にするのです。TCDのような技術系に寄ったメディアであれば、読者が躓きやすい点にスポットを当てます。このように、どんなジャンルにおいても人の悩みはあるので、ぜひそういう視点で記事ネタを考えてみてください。
また、悩みと言えば、雑誌の構成が参考になります。ファッション誌なのに恋愛の話が書かれてたりしますでしょう。ゴシップ誌にグラビアアイドルの写真が載ってたり。情報内容を限定することなく、ユーザーの悩みに視点を向けて発信すると内容の幅が広がりますね。

書籍から世に出回っている情報の傾向を掴む

最近はあまりやりませんが、昔はよくやっていました。書店に行って、本のタイトルをザーッと見ていく。そして、目に止まったものは手にとったり購入したりして、そこに自分なりの視点で記事が書けそうなものなら記事にする。買わなくてもタイトルを見ていくだけでも、出回っている情報の傾向が掴めるので有益です。今なら書店に行かなくてもアマゾンで検索して探してもいいかもですね。

体系的に構成を考えて記事化する

例えば教科書や参考書がそうなのですが、体系的に情報が書かれていますよね。だから、メディアのどこかに特集として、体系的な構成を記事を書いてもいいわけです。また、辞典のような構成でもいいでしょう。辞典は単語を解説するものですが、現象を辞典的に解説したっていいわけです。そうすれば、自ずと書くネタは広がります。しかも、体系的な構成や辞典的な構成は短期的なアクセスを期待すると難しいのですが、後から検索して読まれる可能性があるので息の長いコンテンツになりやすい。

データ・統計記事を書く

調べる力があれば誰でもできることです。しかも、データや統計記事というのは読者にとって有益なことが多いんです。例えば、東洋経済はこういうランキング記事を頻繁にアップしていて、それが人気コンテンツだったりもする。データはSEO上も有効なので、長期的なアクセスが期待できます。調べたデータに独自の見解も盛り込めばパーフェクトです。調べるのが大変なんですけどね。

これまで書いた記事の続編や掘り下げた記事を書く

別に新たにアイデアを創出するだけがすべてではないわけです。今までに書いた記事の続編だったり、視点を変えた記事を書いてもいい。だから、過去記事をザーッと見ていくのも手ですね。で、「これ、もっと良い記事が書けそうだな」と思ったら、それを記事にしてもいいでしょう。また、1つの記事の中のたった1つの機能だけをスポットに当てて、その機能を掘り下げることでも1つの記事として成立することがある。例えば、この記事にある「時事情報に独自の見解を盛り込む」という見出しがありますよね。これを徹底的に掘り下げた記事を1つ書く。それで新たに記事が生まれますよね。

これまで書いた記事をまとめる

次は掘り下げた記事を「まとめる」作業です。世に言われている「まとめ記事」というやつです。これを過去記事を見ながらまとめていく作業です。まとめ記事も記事数の多いメディアでは有効です。過去記事を蘇らせる作用があるからです。私が考える記事ネタを増やす基本法則は「掘り下げる」「まとめる」の2つなんですけど、これを繰り返していくだけでも記事ネタはどんどん生まれていきます。

以上が記事ネタを増やす方法ですが、いかがだったでしょうか。記事を定期的にアップすることはサイト運営者やライターにとって重要な飯の種ですが、記事ネタがなければ始まりません。アイデアが無限に出てくる状態にすることもライターにとっては重要なことなので、ぜひ参考にしてください。

高機能ブログが作成できる
WordPressテーマを無料プレゼント

ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2019年 3月 03日

関連記事

SEO業者の選び方

SEO業者の選び方

SEO会社にSEOのコンサルティングを依頼する企業は多いと思います。SEO会社を利用したことがある私の経験から、SEO会社の利用はおすすめしません。なぜなら、効果がないか…

目次