「どうせ私(俺)なんて」という思考が潜む人とそうでない人とでは、目の前に同じことが起こっていても受け取り方が全く変わってくる。
「どうせ私なんて」という人は、悲観的に捉える。
そうでない人は、素直に受け取る。
意図的ではなく反射的にそうした思考が挟み込んでくる。そして、勝手にブレーキをかけてしまう。ブレーキばかりかけているから物事がうまく進まず、心も病んでいくという悪循環に陥りやすい。
どうせ私なんて、となる原因
「どうせ私なんて」と反応してしまう根本原因は、自信のなさです。
自信のなさは、裏返せば自己評価の高さでもあります。周りの評価・本来の評価よりも自己評価が高いがために、自信がない状態に陥る。特に男性は自己評価が高くなりがちです。
そして、このモヤモヤした状態が長く続くと「どうせ私なんて」という反応が自分の癖のようにこびりついて行きます。
どうせ私なんて、の解決方法
「どうせ私なんて」というのはもはや癖であり、なかなか治らないのですが、時間をかければ治癒されていきます。
そのために必要なのは、
- 小さなプライドを捨てて
- 弱点を武器に変え
- 自分を褒めてあげられるくらいは努力する
自己評価が高い人にありがちなのが小さなプライド。小さなプライドが素直に物事を受け入れることを邪魔しているのです。
だから、自分の弱点や気にしているところを挙げてみましょう。それをプラスの材料とするのです。たとえば、ハゲを気にしているなら、開き直ってネタにする。仕事ができないなら、それもネタにしてしまう。弱点をネタにできれば、事実上弱点は消え去るんです。
最後に、自分で自分を素直に褒めてあげられるくらいは努力することです。自分で自分のことを承認できるかどうかはそこに関わってきますから。