起業、あるいは新規ビジネスをこれから始める時、事前に誰かに相談したり、言いたくなってしまうことがあるでしょう。
経験上、相談や開示のタイミングは結構重要です。相談のタイミングを誤ると、モチベーションが下がってしまうからです。
私もこれまで人に言ったり言わなかったりしましたが、今も続いていることは事後に言ったものばかりです。事前に誰かに相談・開示したものは見事に続いていない。というか、始めてすらないものもある。
なぜだろうと振り返った時、ガス抜きになっているのだと思います。
何かをやろうとする時のモチベーションは、何かを変えたいという想いそのもの。想いが事業をつくるエネルギーです。しかし、誰かの理解や賛同が得られる途端、半分やった気になってしまう感じになる。溜まっていたガスが半分抜けてしまう感じです。
逆に「やめときなよ」などと、反対意見が返って来た時も同様。深層心理にブレーキを植え付けてしまう可能性がある。
ということで、誰かに相談・開示する際は、既に始めてから言う方が良いでしょう。
店舗ビジネスを始めるなら、銀行融資を取り付けてテナントを借りてから言う。ここまで来たらステージが変わっていますので、相手がどう反応しようがどうもなりません。
溜まったガスは、近い日に羽ばたくまで自分の中に留めておきましょう。