ビジネスモデルを人に相談するタイミング

経営

起業、あるいは新規ビジネスをこれから始める時、事前に誰かに相談したり、言いたくなってしまうことがあるでしょう。

経験上、相談や開示のタイミングは結構重要です。相談のタイミングを誤ると、モチベーションが下がってしまうからです。

私もこれまで人に言ったり言わなかったりしましたが、今も続いていることは事後に言ったものばかりです。事前に誰かに相談・開示したものは見事に続いていない。というか、始めてすらないものもある。

なぜだろうと振り返った時、ガス抜きになっているのだと思います。

何かをやろうとする時のモチベーションは、何かを変えたいという想いそのもの。想いが事業をつくるエネルギーです。しかし、誰かの理解や賛同が得られる途端、半分やった気になってしまう感じになる。溜まっていたガスが半分抜けてしまう感じです。

逆に「やめときなよ」などと、反対意見が返って来た時も同様。深層心理にブレーキを植え付けてしまう可能性がある。

ということで、誰かに相談・開示する際は、既に始めてから言う方が良いでしょう。

店舗ビジネスを始めるなら、銀行融資を取り付けてテナントを借りてから言う。ここまで来たらステージが変わっていますので、相手がどう反応しようがどうもなりません。

溜まったガスは、近い日に羽ばたくまで自分の中に留めておきましょう。

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。 WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

関連記事