SEO会社に依頼する意味がない理由
SEO会社にコンサルを依頼しても効果がない理由はこちらです。
- 納品されるコンテンツの質が低い
- 担当者の経験や知識が乏しい
- あなたの事業の関心がない
- ベルトコンベアー式の社内フロー
納品されるコンテンツの質が低い
検索順位を上げるため、SEO会社から記事を納品されます。納品される記事の数は支払う月額料によって変わってきます。
ただ、納品される記事の品質は低く、検索順位に影響することはあまりありません。効果がゼロとは言いませんが、あってもなくても同じ。
私の場合は自分で記事が書けますし、社内外にライターがいますので、自分たちで記事を書いた方が良質なコンテンツが作れます。SEOの知識・経験もありますしね。SEOの知識を身に着けたい方はこちらをご覧ください。無料です。
SEO会社は、クライアントから依頼された記事を外部ライターに文字単価1円〜3円ほどで発注します。3000〜5000円で仕入れた記事をクライアントに3-5万円ほどで売るビジネスです。そのため、低品質なコンテンツが納品されるのは必然です。
本当に良質な記事を書くのは時間も手間もかかるもの。私自身なら1記事あたり3-4時間はかかりますし、外部ライターにも2-5万円ほどの報酬を渡してこそ良い記事を書いてくれる。
SEO会社に記事を依頼すると劣悪な記事ばかりが納品されるので注意が必要です。
担当者の経験や知識が乏しい
すべての担当者の経験が乏しいとは言いませんが、おおむね私より経験の乏しい方が多いです。彼らは社内マニュアルと研修を受けたら即座にディレクターという立場で采配を開始できるため、経験は非常に乏しいです。
もちろんすべての担当者がそうとは限りませんが、大きなSEO会社ほど優秀なスタッフがあなたの担当になる確率は低いです。あなたの会社が大手有名企業なら、毎月の月額料も高く、担当者も優秀な人で固めてくれる可能性は高いです。ですが、一中小企業のために優秀なスタッフをつけるでしょうか。
その点を踏まえて考えると良いでしょう。
あなたの事業の関心がない
SEO会社の担当者は10社20社と多くのクライアントを同時に抱えています。ですから、あなたの会社の事業をそこまで深く掘り下げて調べたり考えたりはしません。そのような時間は彼らにはないのです。
だから、どういう商品をどういう人達に届ける、とか、あなたの商品の市場がどういうトレンドなのかも分かっていないため、頓珍漢な提案が届けられることになります。
ベルトコンベアー式の社内フロー
前述したように担当者は多くのクライアントを同時に抱えています。そのため彼らは忙しく、あなたが思っているほど積極的には動いてくれません。
ただ社内フローを淡々とこなすだけのベルトコンベアー式の作業をするため、創造的なコンテンツを生み出したり、建設的な提案があるわけでもありません。期待はしないほうが良いでしょう。
SEO会社の上手な使い方
SEO会社と上手に使う方法があるとすれば、あなたの会社が大手有名企業であることが条件です。
大手有名企業の場合、SEO会社は実績に載せたいので、リソースを割いて頑張ってくれます。成果も期待できるでしょう。また、大手企業にとっては、仮に月額数百万のコンサル料を支払っても、売上が少し伸びれば回収できるため、誤差でしかありません。
そのため、大手有名企業の場合はSEO会社に協力してもらい、ホームページのコンテンツの基礎を作ってもらうと良いでしょう。
もし私が大手企業で決定権のある立場にあるなら、SEO会社と渉外を行うこちら側の担当者には素養のある優秀なスタッフを何名かつけます。彼らには「SEO会社とは1年だけ契約をする。1年後は君たちだけで運営してもらいたい。だから、ノウハウを吸収しろ」と指示しておきます。社内ででSEO対策ができる仕組みを作り、成果分を自分のスタッフに還元するのです。
SEOは「営業」
すべてのSEO会社が前述したことに該当するとは限りません。ですが、そもそもの話、SEOとは集客であり、事業にとって重要な「営業」と同じです。営業は外注してはいけない業務です。
SEOには専門知識が必要なため、業者に任せたい心情も理解できますが、自社(もしくは自分)主導でやらなければ本来の成果は発揮できません。時間がかかったとしても地道にWebサイトを育てていくことが重要です。
営業力を上げるWordPressテーマ
効率的にSEOを実現していくには、品質の高いWordPressテーマを使うことが重要です。TCDテーマで検索エンジンに対応できるウェブサイトを作りましょう。
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