誰しもが、悪口に花を咲かせたり、愚痴でスッキリすることはよくあるもの。自分がうまくいかないのは、誰かや環境のせいと思うと、それ以上考えなくて済む。これは人間らしいことで、決して悪いことではありません。
ですが、一つ確かなこともあります。環境や誰かのせいにした時点で、進歩はありません。進歩しなくていいんだ、という事柄においてはそれでも良いでしょう。
でも、そうじゃない場合はどうか。
たとえば、あなたが「健康的な身体になりたい」と切に願っていたら?
健康的にはなりたいんだけど、国や政治家や上司や家族が悪い・・・というスタンスだと、結局は何も問題解決にならないんですよね。そこが邪魔をして、建設的な行動がとれないんです。行動したとしても、そこに邪魔される。
多くの人は、お金を稼ぎたいと願いつつも、うまくいかないのは環境や誰かのせいだと思っています。無意識に。
もちろん、国も社会も関係あるかもしれない。時代の影響もあるでしょう。でも、その存在(原因)を自分の中で認めてしまった瞬間に、解決するための糸口を探すための思考がストップし、前進する推進力が急激に失われるのです。
行動したとしても、壁にぶつかったら「やっぱ出来ないじゃないか、日本ってやっぱクソだな」というように収束していく。前に進めば壁に当たるのは当然なのですが、その壁を乗り越えられないのです。壁があるから無理だと言わんばかりに。
事業を成功させる人は、どんなことが起こっても100%自分の責任と捉えます。達成するまでに味わうことのすべてを覚悟している。それだけ目的を達成させたいのです。本気でやりたいのです。変えたいのです。
片足だけは突っ込むが、重心はもう片方の足に乗せたままにしておく。いつでも逃げられるように。達成できない人は、このようなやり方をしています。逃げる時に役立つ言い訳として、外部から原因を持ってくる。そんな感じです。
一言で言うと、男らしくない生き方がこれなのです。
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