嫉妬がなぜ恐ろしいかという話

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昨今SNSの存在によって至るところで「嫉妬」が可視化される時代になったと私は思っているわけですが、嫉妬によって没落していく人も多く目にするわけです。というわけで、現代の嫉妬の構造や嫉妬されることの恐ろしさについて書きたいと思います。

ネット上には嫉妬を煽るような言動をする人がいます。自覚的にやっているならまだしも、無自覚にやっている人が多いわけす。ただ、無自覚でやっていると、手痛いしっぺ返しを食らうこともあるし、経営者なら会社が傾くことだって普通にあると言って間違いありません。世間を見渡しても嫉妬されることで、悪評が立ったり、週刊誌に狙い撃ちされたり、逮捕されたり、株価が急降下したりとそういった事例は枚挙にいとまがない。嫉妬される対象外の人は何度ミスをしても寛容に見てもらえるが、多くの人から嫉妬されている人は1つのミスが命取りになる。今の時代、身近な人からの攻撃だけでなく、ネット上のまったく知らない人から攻撃を受けることもあるので、本当に恐いことなんですね。

そもそも嫉妬というのはものすごく強いエネルギーを持っているのです。なぜなら、嫉妬=怒りだからです。歴史を見ても、人々の怒りが政権を転覆することもあるわけで、もし自分に嫉妬のエネルギーが向かってきたとしたら、無傷ではいられないことの方が多いのです。小さな攻撃であっても蓄積すれば思わぬところで足元を掬われる。だからこそ、ビジネスをする上では嫉妬の構造を理解しておくことはこの時代だからこそ有益だと私は考えるわけです。

では、嫉妬はどういう状況や関係性で発生しやすいのか。これは対象者との距離が関係します。その距離は物理的距離だけでなく、境遇や関係性の距離もあります。例えば、同性で年齢が近いとか、出身校が同じとか、やっている仕事内容や業種が近いとか、根本に抱いている欲望が似ているとか。

また、顔見知りであるかないかも一因としてありますが、会ったこともない有名人に対して巻き起こる嫉妬もあります。これはメディアによく出ていると、その人の中で勝手に距離が近づいていくものと思われます。

無闇に人脈を広げない

よって1つ目の対策は、無駄に人と会わないことです。考えて人と会うということですね。
嫉妬を抱きやすい人は相対性の世界観の中で生きているものです。自分の立ち位置は周りの人の立ち位置によって決まるという捉え方をしている。簡単に言うと、周りの人と比べて生きているんです。相対的な世界観を持っていると、自分よりも上だとか強いと感じた人に対して敏感になるわけですね。だから、絶対的な世界観、自分との対比は昔の自分という自分軸を持った人間を中心に人間関係を固めていくようにするのです。

嫉妬の存在を自覚しておく

次なる対策は、嫉妬の怖さを自覚しておくことです。自覚的か無自覚かで大きく結果は変わります。なぜなら、自覚があることで無用に嫉妬心を煽る真似はしなくなるからです。また、仮に嫉妬されたとしても対処に誤らない。怖さを知ってこそ、和らげたり遠ざけたりスルーしたりと、無碍に扱うことなく何らかの対処を意識的に行うことができる。そうすると、まともに攻撃をくらうことがなくなります。

嫉妬されにくい存在になる

3つ目の対策は嫉妬されないような存在になることです。下手(したて)に出ろという話ではありません。嫉妬されない存在になるには、底が見えない人間になることです。かと言って、自分を大きく見せろとか弱い部分を隠せという話でもない。そんなことをすると小物感が増すだけです。

底が見えない人間は、会った瞬間から相手に腹をさらけ出す。「いつでも斬ってください、斬れるものなら」とそれくらいの圧倒的な存在感を持っている。どうすればそういうオーラを出るかというと、修羅場を何度も越えるしかありません。だから、嫉妬されているようではまだまだ小物なのです。私も嫉妬どうこうのレベルを超越した存在になりたいと思っているんですよね。まだまだですが。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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