「TCD WordPressテーマ」を作らないといけなかった理由

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TCD WordPressテーマは2010年に作りました。

起業した2008年当初、私はブログでアフィリエイトをやっていました。アフィリエイトをやっていた当時、悩みというか常に困っていたことは良いサイトテンプレートがなかったことでした。有料のものを探しても良いものがなかったのです。

時間をかけて書いた記事が残念な見た目になっていれば、悲しいですよね。
広告も規定サイズのものが綺麗に埋め込めなかったり、全体を通してコンテンツのサイズがバランス悪かったり。
マージンも窮屈だったり空きすぎたりで、デザインに一貫性がない。

販売者が、技術者・マーケターのどちらかに寄っていて、デザインと機能性を両立したWordPressテーマは存在しませんでした。10年以上経った現在でも状況は変わりません。

そうした事情から、いつしか自作のサイトテンプレートでアフィリエイトをやるのが普通になっていました。そうやってアフィリエイト収入を上げるために試行錯誤していたところ、ある時新しく作ったサイトが3ヶ月で10万PVを越えるという成果が出たわけです。ウェブサイトのデザインと機能性がいかに重要かを実感した瞬間でもあります。

それを当時日刊で配信していたメルマガで報告したのです。サイトのURLを付けて。そしたら、大きな反響があり、同時に読者さんから「どこのテンプレート使ってるのか」という問い合わせが殺到した。「有料テンプレートを使っているわけではなく、自分で作った」と話すと、「売ってくれないか」という話になった。だから、読者向けに売った。バカ売れした。

それがTCDテンプレートの始まりというか、きっかけです。現場の中から生まれ、実践で勝てることにこだわって作っています。

サイトでモノを売るには、コピーライティングが大事だとよく言われます。それはその通り。ですが、デザインも同じくらい大事。見た目が怪しければ、離脱率が上がります。成約を躊躇させる要因にもなります。こうして売上の機会損失が起こっていることに気づいている人は案外少ない。

マーケティングに必要なもの:
コピーライティング → 左脳(論理)に訴えかけるもの
デザイン → 右脳(感情)に訴えかけるもの

効率的に売上を上げていくには、左脳と右脳の両方に訴えかけていく必要があります。ウェブサイトの構成やデザインもそう。TCDテーマは感情と論理のどちらにも訴えかけることができる構造になっている。

唯一無二のデザイン、必要なコンテンツを必要な時に出せる機能性、そのどちらも搭載した実用性が備わったWordPressテーマがTCDです。

まだ左脳・右脳に訴えかけるサイトテンプレートは国内にはないのが現状(海外にはある・・)。そのため、これからも国内のウェブサイトの品質を少しでも上げるお手伝いができればと日々開発に励んでいくつもりで仕事しています。

TCD

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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