貧乏になりやすい人のお金の使い方

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誰が何にお金を使おうが、究極的には人の勝手。衝動でお金を使うことで得られる快感もある。どこで快感を得られるかは人それぞれ。だから、人のお金の使い方には口出すのは野暮というものでしょう。

とは言え、マーケティングは必要のないものまで買わせる技術としても悪用でき、現実世界にはそんな商品・売り方が溢れている。活きたお金の使い方をすることは、生活を豊かにする自己防衛スキルでもある。特に資本主義、お金が物を言う世界であればこそ、心の豊かさを育むスキルが必要とされる。

本記事はそういうことにご興味ある方にご一読頂ければと思って書いてます。

お金の使い方には上手い、下手があると私は思っています。お金の使い方が下手な人の特徴は、お金を使わされている人です。能動的に選択しているようでいて、受動的なのです。

わかりやすい例だと、レジ前の行列向けに陳列された商品。衝動的にカートに入れてしまう行為、これは受動的であるとも言えます。そういう人は、マーケティングによってお金を使わされやすい、つまり活きたお金になってない可能性がある。

コストコとかもわかりやすいですね。「得したい」「だから、いっぱい買う」という思考が働いて、実質的には損させられている人は多いでしょう。金銭的にはもしかしたら「得」しているのかもしれません。しかし、トータルで見た時の生活の充実度にプラスに働いたかは疑問です。

同じ食材を大量に買えば安く上がるのかもしれません。しかし同時に、消費しなければいけない義務が生ずる。そのパンが大好物で毎日食べたい人にとってはいいかもしれません。でも、そうじゃない場合、買わせている構図がマーケティング視点では透けて見えます。マーケティングによってライフスタイルすら強制されているのです。

多くの人は、価格が低い商品になると「もしかしたら使うかも」というレベルで物を買います。私はそれが嫌なんですね。要らないものを買うことで、それを使わなくちゃいけなくなるからです。もちろん、手にしてみないと自分がどう感じるかがわからないものもある。手にしたことそれ自体で幸福を感じるものもある。だから、何が良くて何が無駄かは一概に言えることではないです。神経質に考えることではありません。

ただ、この世はマーケティングによって動いているわけで、しかも自分のお金は有限なわけでしょう。そうなのであれば、自分で選択したもの買って、楽しく買い物をしたいですよね。

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中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
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