貧乏になりやすい人のお金の使い方

  1. お金
  2. 237 view
誰が何にお金を使おうが、究極的には人の勝手。衝動でお金を使うことで得られる快感もある。どこで快感を得られるかは人それぞれ。だから、人のお金の使い方には口出すのは野暮というものでしょう。

とは言え、マーケティングは必要のないものまで買わせる技術としても悪用でき、現実世界にはそんな商品・売り方が溢れている。活きたお金の使い方をすることは、生活を豊かにする自己防衛スキルでもある。特に資本主義、お金が物を言う世界であればこそ、心の豊かさを育むスキルが必要とされる。

本記事はそういうことにご興味ある方にご一読頂ければと思って書いてます。

お金の使い方には上手い、下手があると私は思っています。お金の使い方が下手な人の特徴は、お金を使わされている人です。能動的に選択しているようでいて、受動的なのです。

わかりやすい例だと、レジ前の行列向けに陳列された商品。衝動的にカートに入れてしまう行為、これは受動的であるとも言えます。そういう人は、マーケティングによってお金を使わされやすい、つまり活きたお金になってない可能性がある。

コストコとかもわかりやすいですね。「得したい」「だから、いっぱい買う」という思考が働いて、実質的には損させられている人は多いでしょう。金銭的にはもしかしたら「得」しているのかもしれません。しかし、トータルで見た時の生活の充実度にプラスに働いたかは疑問です。

同じ食材を大量に買えば安く上がるのかもしれません。しかし同時に、消費しなければいけない義務が生ずる。そのパンが大好物で毎日食べたい人にとってはいいかもしれません。でも、そうじゃない場合、買わせている構図がマーケティング視点では透けて見えます。マーケティングによってライフスタイルすら強制されているのです。

多くの人は、価格が低い商品になると「もしかしたら使うかも」というレベルで物を買います。私はそれが嫌なんですね。要らないものを買うことで、それを使わなくちゃいけなくなるからです。もちろん、手にしてみないと自分がどう感じるかがわからないものもある。手にしたことそれ自体で幸福を感じるものもある。だから、何が良くて何が無駄かは一概に言えることではないです。神経質に考えることではありません。

ただ、この世はマーケティングによって動いているわけで、しかも自分のお金は有限なわけでしょう。そうなのであれば、自分で選択したもの買って、楽しく買い物をしたいですよね。

高機能ブログが作成できる
WordPressテーマを無料プレゼント

ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

お金は純粋に求める人のところに集まる

お金は誰もが求めるものだと思います。だって、必要ですから。でも、下の記事にも書きましたが、潜在意識下ではお金が欲しいのに、その気持ちを抑制して生きている人が多いわけです。…

資産がどれくらいあれば安心できるのか

昔、経営者なら月100万円の利益(役員報酬を含める)じゃ少ないよ、と言われたことがあります。それは確かにそうです。社会保険料や税金も引かれるし、サラリーマンと違って来月も…

銀行に預けるよりマシな投資先とは?

「銀行に預けておくよりはマシ」ということで株とか買ったり人は多いわけです。「お金に働かせる」と言ってね。でも、私はあんまり儲からないと思ってるわけですよ。なぜなら、投資で…

老後までに2,000万円を貯めた方がいいのか

老後の資金としておよそ2000万円が必要になる、とする金融庁の報告書で世間がざわついているようですね。楽して稼ごう系の投資とかにまた利用されるんでしょうか。・「老…

「保険」について考えてみました。

生活に身近な保険についてのお話しです。保険は元々はギャンブルから派生したものだと言われています。大航海時代に航海の成功・失敗などに賭け、次第に保険の形が出来上がっていった…

物欲や性欲は創造の原動力

野生動物にとって「食べる」ことは命がけです。あの百獣の王ライオンでさえ、水牛やカバを襲って命を落とすことがある。草食動物も同じで、肉食動物がいる危険なジャングルや荒野を大…