30年前と比べて、実質賃金はさほど変わっていません。
それにもかかわらず、共働き世帯の割合は年々上昇し、いまや7割を超えています。
ここまで来ると、「本当に共働きが必要なのか?」という疑問を、そろそろ投げかけてもいい頃ではないでしょうか。
本来は、旦那さんの収入だけで十分に生活できるのに、共働きをしているケースも少なくありません。あなたの周りにも、きっといますよね。
彼らの話を聞いてみると、理由はだいたい決まっています。
「自由に使えるお金が欲しい」
「旅行に定期的に行きたい」
そんなところです。
それ自体を否定するつもりはありません。
それも一つの価値観でしょう。
ただ、共働きは子供ができた途端、いろいろな弊害が出てきます。
最近では、0歳から保育園に入れるケースも珍しくないそうですが、最初から方向性が破綻しているように見える夫婦も増えています。
それは「お金に困っているから」ではありません。
「自由に使えるお金が欲しい」「旅行に定期的に行きたい」、その延長線上にある選択です。
さらに生活はエスカレートします。
年末年始は海外旅行。
子供は早くから私立、塾通いでお受験。
Switchやスマホは子供の人数分。
500円のガチャガチャを躊躇なく回し、6000円のぬいぐるみをいくつも買い、ランチは3000円。
こうした生活をなんとか維持するために、働き続ける。
都心には、そんな夫婦が後を絶たないわけです。
でも、そこまでしてパワーカップルを維持する必要があるでしょうか。半分の年収でも十分足りるのではないか。そのほうが、家族みんながもっと幸せに暮らせるのではないか。
そんな疑問も湧いてきます。
仕事が本当に好きなら、誰も止めないと思います。けれど、どうやらそういう感じでもない。嫌な仕事をやっているからストレスが溜まり、思考力が衰えて、無駄に消費に振り回される。
ただ消費社会に振り回されているだけです。
本末転倒だと思うのは、私だけではないでしょう。
もちろん、お金は大事です。
ただ、お金に振り回されると、どこまで行っても地獄なのです。